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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/04/24
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108503265.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/04/29 (日)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート ４月２４日付
◆南部で米・英ほかの占領軍にレジスタンスの攻撃
スンニとシーアのレジスタンス組織が共同戦線を形成
◆ハディッサ： レジスタンス戦士が米海兵隊員をワナにはめる
◆封鎖されたアル・フラト地区に連日残忍な爆撃、市民数十人が死傷
◆レジスタンスの爆弾が米・イラク合同パトロール部隊を襲う
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□イラク・レジスタンス・レポート ２００７年４月２４日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 24 April 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0407/iraqiresistancereport_240407.htm
●バスラ州 Al-Basrah Province
◆南部で米・英ほかの占領軍にレジスタンスの攻撃
スンニとシーアのレジスタンス組織が共同戦線を形成
Resistance attacks on US, British, other occupation forces on the increase
in southern Iraq as Sunni, Shi‘i Resistance groups form unified front
クドス・プレスは２４日７時４４分（グリニッジ標準時）の速報において、イ
ラク南部の情勢を観察している人々はそこで外国占領軍への武力攻撃が増えてい
ることに注目している、と伝えた。４月に入ってイギリス軍兵士１１人が殺され
たほか多数が負傷している。また、オーストアリアやポーランドなどイラクで米
軍に協力している他国の占領軍に対しても攻撃が増えている。
クドス・プレスの報道によると、こうしたレジスタンスの攻撃は、イラク南部
で活動するＳＣＩＲＩ（イラク・イスラム革命最高評議会）やサドル氏の率いる
マフディ軍といったシーア派至上主義勢力の活動とは関係ない。バスラ在住のイ
スラム法学者協会メンバーであるイブラヒム・アル・ハッサン師によると、攻撃
はイラク・レジスタンスによって遂行されているという。アル・ハッサン師は、
レジスタンス組織のメンバーはさまざまな出自の構成だと説明する。多くは愛国
者であり、幾つかの攻撃については彼らが実行を表明してきた。彼らは特定の宗
教に支配される団体とはつながりを持たない戦士である。
今年２００７年１月２８日にナジャフで発生したアッ・ザルカ事件は、部族員
が傀儡軍と戦闘したものとして良く知られている。しかしアル・ハッサン師は、
傀儡政権が事実をねじ曲げて発表したと指摘した。「彼ら（政府）はテロリス
トの一団が存在していたと装ったが、テロリストなどいなかった。彼らは単なる
アラブの部族員にすぎず、占領軍と傀儡政府の方針に反対して立ち上がった」と
アル・ハッサン師がクドス・プレスに語った。
武装レジスタンスのグループはイラク南部においても実質的に毎日、攻撃を展
開している。たとえば、バスラにあるイギリス軍基地を狙ったミサイル攻撃など
だ。クドス・プレスはこれらはスンニ派住民のレジスタンス・グループによって
遂行され、その引き金になったのはイギリス軍がスンニ派住民の居住地域に対し
ておびただしい数の「治安作戦」を遂行したことだった。
イラク・レジスタンスの最大組織の一つであるムジャヒディン軍（イラク中部
と西部で活発に動いている）は、数日前、バスラでイギリス軍のパトロール部隊
を攻撃したとインターネットで声明を発表したが、その攻撃ではイギリス兵４人
とイラク人通訳が死亡した。
警察はナシリヤ近くで２３日夜にオーストラリア軍部隊のそばで爆弾が破裂し
たと発表したが、このときはオーストラリア兵多数と彼らに同行していたイラク
軍兵士数人が負傷した。
警察はまた２３日にカルバラ近郊で爆弾が炸裂し、米兵２人が死亡したほかイ
ラク兵数人が負傷したと発表した−−クドス・プレスが報道した。
傀儡政府はイラク南部をもっぱらレジスタンス活動のない穏やかな地域と描い
ているにもかかわらず、南部に住むイラク人はレジスタンスによる軍事行動の数
が増えていることを目にしている。
４月２１日にはインターネット上の複数のウェブサイトに１５のイラク・レジ
スタンス組織が署名した宣言文が掲載され、イラク南部でスンニとシーアのジハ
ード（聖戦）を戦うレジスタンス組織の同盟を発表した。同盟の目的は外国の占
領軍に対する軍事作戦を展開することにある。宣言文は、大きな共同戦線のもと
に作戦を統一することにしたと述べ、同盟組織をイラク・レジスタンス人民戦線
と名付けた。
戦場指揮官の１人アブ・アブダッラー・アッ・ダウサリは、この人民戦線は幾
つかの狙いを持っていると語った。「第一の狙いは、外国の占領勢力との戦いに
おけるイラク西部、北西部、中央部の戦線と同レベルの南部戦線を構築すること
である。われわれの活動は占領軍に援護されたもとでイランがイラクに浸透する
止めることにもある。そしてまた、宗教勢力の弾圧で彼らが占領を拒否している
ことが見えにくくされているものの、イラク南部のアラブ諸部族も愛国心とイラ
ク人であることにおいては他の地域の諸部族に劣らないという熱情を喚起するも
のである」と。
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ハディッサ： レジスタンス戦士が橋上で米海兵隊員をワナにはめる
Resistance fighters catch US Marine force in trap on bridge in al-Hadithah
イスラム・メモは２４日深夜（メッカ時間２５日午前０時１５分）の速報にお
いて、バグダッドの北西２７０キロに位置するハディッサ市内のハジュラン橋上
で、イラク・レジスタンスと米海兵隊のあいだに激しい戦闘が勃発した、と伝え
た。
イスラム・メモの通信員はハディッサおよびハクラニヤ近郊に住む目撃者の話
として、あらゆる兵器を繰り出した戦闘が発生しているとレポートした。米軍の
攻撃ヘリ・アパッチも戦闘に加わり、多くな爆発音がハディッサ市を揺るがした。
ハジュラン橋近くに住む住民の１人は、レジスタンス戦士が海兵隊の部隊を待
ち伏せし、彼らを挟み撃ちにしたと報告した。彼の話によると、米軍ヘリはレジ
スタンスの仕掛けたワナからアメリカ兵を救い出そうとしているが、戦闘はこの
レポートが届けられている今も継続中である。
現地住民の報告では、アル・バイヤト・モスク、アル・ハディシ・モスク、市
の歴史的モスクが尖塔に明かりを灯し、占領軍の海兵隊と戦うレジスタンス戦士
を鼓舞するために祈りの言葉とアッラーフ・アクバル（神は偉大なり）の叫びを
放送している。
◇ファルージャ： 市民は不審車を避けていたが爆発で２人が負傷
◇ファルージャ： レジスタンスの爆弾で傀儡警官人死亡
◇アブグレイブ： アメリカ兵３人死亡
●バグダッド Baghdad
◆封鎖されたアル・フラト地区に連日残忍な爆撃、市民数十人が死傷
Savage bombardment of al-Furat neighborhood in second day.
Dozens of civilians reported dead or wounded in area blockaded
イラク・イスラム法学者協会はバグダッド時間２４日午後１１時５７分の速報
で、バグダッド南西部に位置するアル・フラト地区の住宅地はｊ前日（２３日）
から迫撃砲とロケット弾による激しい砲撃を受け、住民数十人が死傷したと伝え
た。砲撃はそのレポートが伝えられた時点でまだ続いていた。
法学者協会のレポートによると、一斉砲撃でおびただしい家屋が破壊され、市
民数十人が死傷した。
法学者協会が伝えたところでは、この住宅地は傀儡政府軍とシーア派至上主義
民兵によって封鎖されていた。武装民兵と政府軍は住民を「テロリスト」とみな
して、現地住民に食料支援が届けられることを阻んでいる。
◆レジスタンスの爆弾が米・イラク合同パトロール部隊を襲う
Resistance bomb rips through joint US-puppet Iraqi army patrol
イスラム・メモは２４日午後９時１１分の速報で、イラク・レジスタンスの爆
弾が２４日朝、南バグダッドのアッ・サイイディヤ地区をパトロール中の米軍部
隊そばで爆発した、と伝えた。
イスラム・メモの通信員はアリ・イブン・アビ・タリブ・モスク近くにいた
目撃者たちの話として、アメリカ軍とイラク軍の合同パトロール部隊が通りかか
ったところ、道路脇に埋められていた爆弾が爆発した、とレポートした。
目撃者の話では、このパトロール部隊はアメリカ兵にはさまれる形でイラク兵
２人を配置するという隊列編成を採用していた。パトロール部隊全体としては
１５人ないし２０人の編成で、先頭の１人と後部の１人はイラク軍兵士だった。
したがってアメリカ兵とイラク軍兵士の双方に爆発による犠牲者がでた、と目
撃者が話した。爆弾はパトロール部隊が爆発物のそばを歩いているときに遠隔操
作で爆発した。
イラク警察関係者の話では、爆発の直後にアメリカ兵とイラク兵がモスクの聖
域と近くの民家数軒に乱入した。彼らは死傷したアメリカ兵をその民家の一つに
運んで、犠牲者を搬送するための車両が到着するのを待った。しかし目撃者たち
の話によると、血だまりのなかに横たわるイラク人負傷兵については、イラク軍
のパトロール兵が連れに来るまで、アメリカ兵たちはまるまる１時間も放置した。
◇シーア宗派主義者の拷問・殺害が続く、犠牲者１５人の遺体発見
◇ドーラ： 宗派主義民兵が住民１０人を殺害、住民が反撃に立ち上がる
◇アザミヤ地区を囲む壁建設の労働者をレジスタンスが攻撃
◇東バグダッド： 爆弾で米軍の地雷探査車両が破壊
◇イラン大使館を狙って２台の自動車爆弾が爆発
◇南バグダッド： イラク軍の検問所にレジスタンスが迫撃弾撃ち込む
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ティクリート： レジスタンスが米軍ハンビーを破壊と発表
◇ユスリブ： レジスタンスの爆弾が地雷探査車を破壊
◇バラド： イスラム軍が米軍司令部にミサイル撃ち込む
●ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ： イラク軍の制服を着た武装集団が住宅地を襲撃、市民を殺害
◇バクーバ： レジスタンスの攻撃後、米軍がバクーバを封鎖
◇アジム： レジスタンスが米軍の地雷探査車両を破壊
●バビル州 Babil Province
◇マフムディヤ： レジスタンスの狙撃手が検問に立つイラク兵を射殺
◇マフムディヤ： レジスタンスの狙撃手が検問所内のイラク兵を射殺
◇マフムディヤ： ２３日にもイスラム軍の狙撃手がイラク兵射殺
◇ラティフィヤ： レジスタンスの爆弾でイラク軍のハンビー破壊
◇ラティフィヤ： レジスタンスの爆弾で傀儡軍車両破壊
◇ラティフィヤ： ハイウェイ走行中の治安部隊兵士を狙撃手が射殺
◇ラティフィヤ： レジスタンスの爆弾で米軍ハンビー破壊
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル： レジスタンスの迫撃弾が米軍基地を襲う
●ワシト州 Wasit Province
◇スワイラ： 米軍とイラク軍が住民３５人を殺害
●カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◇ディワニヤ： 爆弾が米軍パトロール部隊を襲う
●ディカル州 Dhi Qar Province
◇ナシリヤ： 爆弾攻撃を受けてオーストラリア兵３人負傷
●ナジャフ州 An-Najaf Province
◇ナジャフ： シーア至上主義の聖職者がモスクをホテルに変える計画
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オリジナル（英字） 編集 Muhammad Abu Nasr：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース（URUK NEWS）
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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