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□米大統領選の民主党候補2人、ブッシュ政権批判を展開 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200704290018.html
米大統領選の民主党候補2人、ブッシュ政権批判を展開
2007.04.29
Web posted at: 19:54 JST
- CNN/AP
米カリフォルニア州サンディエゴ──米民主党は28日、当地で集会を行い、来年の大統領選に出馬を表明しているヒラリー・クリントン上院議員とバラク・オバマ上院議員がブッシュ政権への厳しい批判を展開し、支持を呼びかけた。
ヒラリー議員は、米政権が地球温暖化や幹細胞研究について科学的証拠を無視しており、同時多発テロで倒壊した世界貿易センターの有害粉じんの影響についてもうそをついていると批判。「できることなら21世紀をやり直し、ブッシュ大統領とチェイニー副大統領の政権、その過ちや誤算を抹消したい、とある人に言われた」と述べて聴衆の喝采を浴びると、「国民の投票で選ばれたことや、国政が国民の税金でまかなわれていることを理解している指導者を、国民は受け入れる用意がある」と強調。また、ブッシュ大統領の在職期間が、米史上で「最も暗い汚点の1つ」を残すだろうと明言した。
一方、オバマ議員は、2002年当時にイラク開戦を支持したヒラリー議員を意識し、早くからイラク政策に反対してきた点を誇りに思うと発言。オバマ議員はまた、医療保険や教育、エネルギー問題で「ページをめくる」時が来たと明言し、与野党がこうした問題で接点を見出す必要性を指摘した。さらに、「(ブッシュ)大統領はホワイトハウスに住んでいるかも知れないが、自由世界の指導者の地位は過去6年間空いたままだ」と述べた。