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毎日【イラク:「開戦前に脅威、協議せず」元CIA長官が暴露本】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070429k0000e030035000c.html
イラク:「開戦前に脅威、協議せず」元CIA長官が暴露本
米中央情報局(CIA)のテネット元長官が30日発売の自著「嵐の真ん中で」の中で、「ブッシュ政権内でイラク開戦前に同国の差し迫った脅威について真剣な協議は行われなかった」などと暴露した。28日付の米紙ワシントン・ポストなどが報じた。
著書では、開戦を主導した強硬派のチェイニー副大統領が、米中枢同時テロの発生前である2001年1月の政権発足当初からイラク攻撃を決意していた実態なども指摘。イラク駐留米軍の撤退問題をめぐるホワイトハウスと議会の対立が深まる中、政権中枢にいた高官の告発は波紋を広げそうだ。
同紙などによると、テネット氏は副大統領が03年3月の開戦前夜、中枢同時テロを実行した国際テロ組織アルカイダとイラクが関連していると主張する演説を用意していた事実を暴いている。
同氏はCIAなどが収集した情報でもアルカイダとイラクの関連を示す十分な証拠はなく、ブッシュ大統領に“直訴”し、副大統領にこの主張を取り下げさせたと証言。副大統領による情報の誇張を暗に批判した。
イラク戦争では、開戦の大義に掲げた大量破壊兵器が発見されず、大統領の国際社会での権威は失墜。テネット氏は大統領の信任が厚かったが、責任をとる形で04年7月に辞任した。(ワシントン29日共同)
毎日新聞 2007年4月29日 15時34分
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