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_\\|//_ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(25日)聖書クイズに優勝者の高校生は不満
★(26日)ビシャーラ議員が敵国に情報提供か
★(27日)故キング牧師夫人の名前で森を植林
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2007年4月25日(水)
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*昨日行われた独立記念日の式典でオルマート首相が「これから数年は
イスラエルにとっての危機」と演説。しかし、未来を信じれば、民族
の力で乗り切ることができると語った。(P,H,Y)
*昨日朝、ガザから10発のカッサム砲撃と20発の迫撃砲攻撃。兵士
誘拐作戦が目的だと国防軍は分析している。ハマスはすでに停戦破棄
を宣言しており、本格的な軍事対決は不可避との見方も。(P,H,Y)
*景観や野生動物に害を与えるとして、ユダの荒野での防護壁建設に環
境団体が反対中。しかし、テロ防止に必要だとして、国防軍は野生動
物の保護対策を行った上で、壁を建設する構え。(P)
*EUの人道開発援助の担当者が中東諸国を歴訪中。380万人のイラ
ク難民などに対する援助対策などについて調査を行う。(P)
*国防軍の戦没者未亡人会が内紛。創立者で現職のコーヘン会長は不正
があるとして、一部会員が裁判所に訴えを起こしている。(P)
*実業家から50万ドルの資金がリーバーマン戦略相に不正に送金され
ていた疑い。警察が事情聴取を行っている。(H)
*恒例の聖書クイズの勝者はエルサレムの高校生。しかし本人は「ヒゼ
キヤ王が神殿の戸を与えた相手」という質問で、アッスリヤ王の名前
を間違えたのに「王だから正解の範囲」とされたことに不満。(P,H)
*国防軍の中止命令にもかかわらず、入植地ホメシュ跡にピクニックを
強行した数千人の右派のうち約100人が現場に残留。(H)
*昨日の独立記念日は、好天に恵まれ多くの人がピクニックに。(Y)
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2007年4月26日(木)
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*ガザからの砲撃に対して、オルマート首相は現段階での大規模な攻撃
は避ける方針を表明。(P,H,Y)
*企業に対する補助金認定で、オルマート首相が友人に便宜を図ったと
の疑惑について、刑事捜査を進めるべきだとする意見書を、リンデン
ストラウス国家監査官がマズズ検事総長に提出した。(P,H,Y)
*アラブ系のビシャーラ議員に対する刑事捜査の内容が一部公開。第二
次レバノン戦争中にヒズボラに情報を提供した等の嫌疑。同議員は警
察の事情聴取に出頭せず出国し、その後帰国していない。(P,H,Y)
*ハマスがイスラエルに対する砲撃を止めないなら断交すると、エジプ
ト政府がハマスに警告。もしハマスがイスラエルに攻められても、ハ
マスの味方はしないと、スレイマン氏は語った。(P)
*スーダンのダルフールでの虐殺犠牲者に対する援助を強化することを
外務省が決定。しかしスーダン政府は、イスラエルの援助は「パレス
チナ問題隠しの陰謀」だとして反発を強めている。(H)
*ヒズボラとイスラエルの捕虜交換交渉が進んでおり、夏の終わりごろ
に国防軍兵士が解放されるとの予想を、アラブ系紙が報道。(H)
*ユダヤ人団体で講演した米国大統領候補のクリントン女史が、イラン
に対する軍事攻撃が必要になるかも知れないと講演。他の大統領候補
は、イラン攻撃の可能性にはあまり言及していない。(P)
*授業料値上げに対する学生の抗議行動が14日目。テルアビブでは全
国から集まった学生数千人が警官隊と衝突した。(H,Y)
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2007年4月27日(金)
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*汚職事件のため休職したヒルクソン財務相の職務を、オルマート首相
が代行するのは不適切だとマズズ検事総長。首相も銀行に関する汚職
疑惑があるため。新財務相の人事に注目が集まっている。(H,P)
*アラブ系のビシャーラ議員が「メディアの扇動がひどすぎる」として
当面は帰国しない考えを表明。同議員に対する容疑の詳細は未発表だ
が、帰国すれば逮捕されると警察関係者は語っている。(H,Y)
*オルマート首相が汚職疑惑に反論。首相の弁護士は、国家監査官の指
摘には事実誤認があり、事実ではないと語った。(H,P)
*EUの援助責任者がパレスチナ自治政府を経由せずに人道援助を行う
方針を確認。新政権がイスラエルの存在公認、過去の合意遵守、暴力
放棄などの条件を満たさない限り援助は再開しない。(H,P)
*「ガザは平穏で、イスラエルがガザを攻撃する理由は無い」とアッバ
ス議長。しかし昨日も2発のカッサム砲攻撃があった。(H,Y)
*レバノン戦争で焼け再植林される森に、キング牧師の未亡人で昨年死
去したコレッタ夫人の名前が付けられた。植林式で演説した議員は「
黒人とユダヤ人は公民権運動で共に戦って来た」と語った。(H,P)
*国防軍がシリアのゴラン高原攻撃に対応するための大規模な演習。シ
リアのゴラン侵攻の可能性が高まっているため。(P)
*自治区に隣接するアラブ人地区を将来のパレスチナ国家の一部に併合
し、大規模入植地をイスラエルに併合する案をカディマ議員が提案。
すでにアラブ人指導者も個人的には賛成しているという。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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