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読売【米民主党が大統領選で初の討論会、イラクなどで論戦】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070427id01.htm
写真説明:米サウスカロライナ州の討論会で笑顔を見せるオバマ上院議員(左)とクリントン上院議員=ロイター
【オレンジバーグ(米サウスカロライナ州)=貞広貴志】2008年米大統領選で民主党候補による初の討論会が26日、当地の州立サウスカロライナ大学で開かれ、ヒラリー・クリントン、バラク・オバマ両上院議員やジョン・エドワーズ元上院議員ら出馬表明した8氏が1時間半にわたり論戦を繰り広げた。
焦点のイラク政策では、クリントン氏が「われわれ(議会)は米軍の駐留期間を制限しようとしているが、これこそ米国民が望んでいること」と主張し、同日、上院を通過したイラク駐留米軍の撤収期限付き補正予算案を支持するなど、主要候補は米軍の段階撤退論で口をそろえた。
違いが出たのは、2002年10月の対イラク武力行使容認決議への対応。当時まだ上院議員でなかったオバマ氏が「私は当初から戦争に反対していたことを誇りに思う」と述べたのに対し、上院議員として賛成票を投じたエドワーズ氏は間違いだったことを認めた上で、「大統領は、世界からの信頼を取り戻すことが重要」と主張した。同じく決議に賛成したクリントン氏は、「当時、私の知り得た情報に基づけば誠実な票だった」と誤りを認めなかった。
イラク以外の外交政策では、オバマ氏が欧州連合(EU)・北大西洋条約機構(NATO)と並んで、日本を「傑出した同盟国」とした。一方、クリントン氏は、米国がテロ攻撃を受けた場合の対処として、「大統領は迅速に反撃する必要がある」と言明し、初の女性大統領として一部で不安視される米軍最高司令官としての適格性をアピールした。
討論会では、医療保険改革など内政でも具体的な構想を競い合ったが、全般に対立軸を見いだしにくい展開となった。共和党も5月3日にカリフォルニア州で初の討論会を開催する予定で、1年半後の選挙に向けた政策論争が本格化する。
(2007年4月27日12時25分読売新聞)
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