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■ネオコンを糾弾する言論テロリストが、各地に出没中
2007/4/25(水) 23:50
ニューヨークタイムズが「www.nytimes.com/2007/04/17/us/20070417_SHOOTING_GRAPHIC.html」というリンクで、バージニア工科大の事件現場の3Dシミュレーション画像を掲載していた。
大学の話でふと思い出したのが、私がうら若き頃、大学生活の第1歩を踏み出した入学式でのエピソードだ。当時、各大学では学生運動が下火になりながらもプスプスと続いており、私の大学の入学式にも学長を糾弾するグループがこっそりと忍び込んでいた。学長の祝辞が中盤に差し掛かったころに、新入生を装って座っていた上級生が、派手な妨害行為を開始した。ちょうど以下のビデオのように。
2006年10月、テキサス大学がネオコンのシンクタンクのトップ、ウィリアム・クリストル(William Kristol)の講演会を開催したときの模様だ。「第2のパールハーバー」が起こればアメリカの積極的な対外侵略はOKだ、と臭わせていた政策シンクタンクPNACのトップで、会場には911真相究明派がたくさん集まった。
ヤジの内容は「911は自作自演」だが、2人目の質問者がグダグダと言っているのは、あんたのオヤジは共産主義者だっただろ(そんで、おまえもトロツキストだろ)と追究しているわけ。ネオコンは共産主義だったのに、一転して保守主義に転じ、国家を安定させるためには共通の敵が必要だ、よし、共産主義を「世界の敵」にしようと政策転換したグループだ。
共産主義勢力を「悪魔」にするためには、自作自演はご推奨で、たとえばベトナム戦争のトンキン湾事件が自作自演だったように、1980年に200人以上が死亡したボローニャ駅爆破テロも、実はアメリカ主導のNATOが画策し、共産主義テロのレッテルを貼ったものだった。
で、その悪魔の共産主義が弱体化してしまったので、今度は反共戦士として育て上げたタリバンやらアルカイダを「悪魔」にすげ替えるマジックを考え出したのもネオコンだった。イスラム反共戦士を「駒」として使うゲームは911で派手に手の内をばらしてしまったので、残っている手持ちの駒=「朝鮮半島の反共戦士」をボチボチと使っていこうかな、というのが最近起こっている事件ではなかろうか。
これに対して、「真相究明テロリスト」と呼べるような過激な愛国戦士が、大学を含め各地で暴れているわけだ。最近では、イラン攻撃は国際法違反だ!とブッシュを批判しているブレジンスキー(カーター政権の大統領補佐官)だが、どの口が御託を並べるか、イスラム過激派なるものを育てたのは他ならぬお前たちだろ!!と左のビデオのようにテロられているわけ。
こんな風に講演会に乱入して絶叫する手法には賛否両論があるが、これは新しいビデオ版の電突(電話突撃)であり、政治家や知識人たちにとって侮れない言論テロリストたちだ。
■あなたの大学にも、こんな怖い人がやって来るかもしれない・・・
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1600090