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(回答先: Protest over Baghdad wall (VIDEO 1:35) 投稿者 妹之山商店街 日時 2007 年 4 月 24 日 08:04:45)
Protesting the "Great Wall of Adhamiyah"
http://www.iraqslogger.com/index.php/post/2470/Protesting_the_Great_Wall_of_Adhamiyah
抗議デモの八枚の写真
Curfew imposed to avert anti-wall protests
http://www.upi.com/International_Intelligence/Briefing/2007/04/23/curfew_imposed_to_avert_antiwall_protests/
The U.S. and Iraqi forces slapped a curfew on the Adhamiya district
Monday to prevent plans by the residents to hold a peaceful
demonstration against the wall around their area.
Eyewitnesses said residents remained confined to their homes
as Iraqi and U.S. troops surrounded Adhamiya to enforce the curfew,
while U.S. military helicopters were seen hovering above the area.
Instructions from mosque speakers warned the people to remain indoors
after the U.S. forces allegedly threatened to forcefully confront
any protests.
米軍とイラク軍は、壁に反対する平和的デモを開催する住民の計画を妨げる為に
月曜日にアザミーヤ地区に夜間外出禁止令を課しました。
軍は外出禁止令を強要する為にアザミーヤ地区を包囲しました。
ヘリが区域上をホバリング。
モスクのスピーカーは、人々に屋内に留まるよう警告しました。
Protests in Adhamiya Against Wall Building:イスラム聖職者協会
http://heyetnet.org/en/content/view/266/1/
Acting Chief of the provincial council Dawood Al-Adhami said
all council members are totally against building the wall.
Surveys handed to Adhamiya residents showed that 90 percent of them
are strongly against the building process,
nine percent just oppose it and one percent are not sure.
A statement read by the provincial council acting chief demanded
the US forces to stop building the wall,
which would reduce the neighbourhood to a vast prison camp
and would segregate the are from the rest of Baghdad.
“Adhamiya has been under siege for two months now,”
地元評議会は、全評議員が壁建設に完全に反対であると述べました。
アザミーヤ住民への調査によると、90%が強く反対、9%が反対。
地区を巨大な強制収容所にし、バクダッドから隔離される壁建設に反対。
「アザミーヤは今二か月間包囲攻撃の下にいます」
壁建設に地元評議会全員が反対し、
地元住民の99%が反対しているとの調査もあり、
住民が抗議デモを計画すると、
前日に夜間外出禁止令を発し、
軍隊で包囲し、
攻撃ヘリで上空から威圧し、
露骨で強権的な抑圧に抗して抗議に立ち上がった住民達に連帯したいと思います。
アザミーヤ地区の地元評議会が壁建設を承認していないにもかかわらず、
米軍が勝手に建設を始めたこと。
これがまず問題点です。
昨日のABCニュースが地元住民に取材していました。
肯定的意見と否定的意見の両方を紹介していました。
肯定する住民が存在することは客観的事実ですが、
どちらが多数派かは私には分かりません。
私は現在の『宗派間抗争』といわれている状況下では
一定の<肯定的役割>があることを否定しません。
問題は、それが<否定的役割>より大きいという根拠が提示されていないことと
にもかかわらず地元の承認なしに建設を開始したことです。
ボスニアが十年以上経っても殆ど和解が進展しないことをみても分かるように、
イラクの傷は数十年掛けて癒していくしかない程深いと思います。
したがって、こんな小手先細工は、付け焼刃にしかすぎません。
付け焼刃にも肯定的意義はなくはありませんが、
本質的解決からは程遠いものです。
ブッシュ政権のイラク撤退戦略からすれば、付け焼刃でよいのです。
表層的、数字的バロメーターという<成績表>が必要なのであって、
イラク国民にとっての<本質的解決>まで展望していないのです。
数値評価社会の弊害もあるでしょう。
根底的問題は、アメリカ国内の政局によって、
イラク政策が規定されているということです。
ブッシュ政権はイラク戦争前、イラク戦争の支出を500億ドルと見込みました。
現在既にその十倍の5000億ドルを超えています。
アメリカにはもうイラク戦争を継続する力はなく、
どうしてもイラク戦争を早期に終結せねばならないのです。
The War in Iraq Costs
http://nationalpriorities.org/index.php?option=com_wrapper&Itemid=182
ブッシュ政権の頭の中の観念世界では、
主観的には、その最短コースを行く<つもり>なのでしょうが、
既に何度も破綻しているブッシュ政権のことですから、
これが成功する保証などありません。
更に泥沼にはまり、更に支出がかさむくらいなら、
その資金をイラク人の為にこそ有効に使って欲しいと思います。
<イラクのことはイラク人が決める>のであるならば、
@イラク人の多数が米軍撤退を求めているのだから、
撤退時期を表明する。
Aスンニ派地元武装勢力は米軍との停戦を申し出ているのだから、停戦する。
Bイラク人に対する謝罪と補償を表明する。
C米軍に替わり、平和維持軍を導入する。
国連軍やムスリム主体の平和維持軍の導入
等々ということをこそ考えるべきではないでしょうか。