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□ナイジェリア大統領選に不正、抗議は国民が決めるべき＝米国務省 [ロイター]
ナイジェリア大統領選に不正、抗議は国民が決めるべき＝米国務省 (ロイター)
［ワシントン ２３日 ロイター］ 米国務省は２２日、２１日に行われたナイジェリア大統領選に不正があったとの見解を示したが、選挙結果の撤回や再選挙の要求までは踏み込まなかった。同選挙では選挙管理委員会が与党・国民民主党（ＰＤＰ）のヤラドゥア候補の当選を発表した。
今回の選挙は、民政移管後初の大統領となった現職のオバサンジョ大統領の任期満了に伴い実施されたものだが、票の水増しや暴力事件、数百万枚の投票用紙の紛失など、多くの問題が指摘されている。
国務省のマコーマック報道官はナイジェリア大統領選について、「一部に深刻な不正があった」などと述べ、こうした問題がナイジェリア憲法に基づいて平和裏に解決されることを望むとの考えを示した。
米国は再選挙を望むのかとの質問には、そのような動きを求めてはいないが、選挙結果への抗議はナイジェリアの法に基づいて行われるべきであり、それはナイジェリア国民が下すべき決定だと述べた。
[ 2007年4月24日10時52分 ]
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