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閉鎖されたイスラム・メモ [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/07/war91/msg/512.html
投稿者 white 日時 2007 年 4 月 23 日 09:57:48: QYBiAyr6jr5Ac
 

□閉鎖されたイスラム・メモ [イラク情勢ニュース]

 http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001603;jsessionid=v7xpznp7x3

URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2007/04/23 (月)

  [飛耳長目録 today's news list]

☆解放のゆくえ 第20回 閉鎖されたイスラム・メモ

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☆★解放のゆくえ イラクは今・・・
第20回 2007年4月22日 閉鎖されたイスラム・メモ
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http://www.geocities.jp/tomesannew/uruknews_Shiro_Yamamoto.html

 イラク・レジスタンス・レポートでも多くの記事を紹介してきた『イスラム・
メモ』のウェブサイトがサウジアラビア政府によって閉鎖され、その責任者であ
るソヤン・アル・ハジリ氏は穏健な人物だが投獄された。理由はまだ明らかでな
いが、ブログ『Roads to Iraq』は4月20日付(※)で、アル・ハジリ氏の投獄は
イラクの「グリーンゾーン政府」の要請であることを示唆した。

 ※Why Islammemo website closed?
 http://www.roadstoiraq.com/2007/04/20/why-islammemo-website-closed/

 翌21日付の『Roads to Iraq』(※)は、「アメリカとシオニストがイスラム・
メモを閉鎖した」というタイトルで、イスラム・メモに更新された最後のニュー
スを紹介したあと、この事件の背後関係を分析したウィリアム・P・ウェルティ博
士の論考を転載している。イスラム・メモの最後のニュースは、「アル・ハジリ
は投獄されたが、チームは自力で早急な再開を準備中である」というものである

 ※American-Zionists closed Islammemo.com
 http://www.roadstoiraq.com/2007/04/21/american-zionists-closed-islammemocom/


■閉鎖されたイスラム・メモ

 昨年11月には、イラクのテレビ局アル・ザウラアがサダム・フセイン元大統領
への死刑判決に抗議するデモを報道したことから閉鎖命令を受けたこともあった
。この放送局はその後、逆にレジスタンスの発表するビデオ映像などを積極的に
衛星TVを通じて中東全域に流すようになってアメリカやイラク政府(傀儡=か
いらい)をあわてさせた。(※)

 ※レジスタンスの作戦がTVに 解放のゆくえ 2007年2月11日付
 http://www.geocities.jp/tomesannew/uruknews_Shiro_Yamamoto.html

 イスラム・メモが情報統制の網をくぐってイラクの実情を伝えることを、米国
務省が以前から煙たがってことは明白な事実である。2005年年5月にはイラク・
レジスタンス・レポートの編集者であるムハンマド・アブ・ナスル氏や『イスラ
ム・メモ』などを「ニセ情報トリオ」として名指ししており、その文書はまだ国
務省のウェブサイト(※)に掲載されてもいる。

 ※A Trio of Disinformers: Islam Memo, Muhammad Abu Nasr, and Jihad Unspun
 http://usinfo.state.gov/media/Archive/2005/Apr/08-205989.html

 ※米国務省お墨付きの『偽情報トリオ』!?
 http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005A_Trio_of_Disinformers.html

 2005年5月といえば、前年10月に始まった米軍のファルージャ包囲攻撃やっと
一段落して、アンバル州の他の諸都市にも掃討作戦を拡大した時期である。その
第2次ファルージャ攻撃においては、イスラム・メモはファルージャ市内に数名
の経験豊富な通信員を配置して、米軍の残虐な攻撃を受ける市民および抵抗する
レジスタンスの側から報道を続けた。アンバル州各地の米軍による掃討作戦につ
いても、一般市民と行動をともにして米軍の蛮行を現地から報道し続けた唯一の
ジャーナリズムがイスラム・メモであった。

 ファルージャ攻撃は終了したと米軍が発表したあとも、実際には厳しい戦闘が
継続していたことを実地に取材・報道したのもイスラム・メモのみであったが、
それだけに米軍発表のウソを大胆に暴くイスラム・メモに対してアメリカとイス
ラエルが憎悪していたことは容易に推測できる。アメリカが唱える自由と民主主
義の実態はその程度のものだ。

 最近においても、シーア派とスンニ派の宗派対立といわれるものがアメリカを
はじめとする占領軍(とイスラエル、イラン)によって扇動され、実際にそのよ
うに装うテロがどのようにおこなわれているかを、現地から目撃情報や関係者の
証言を通して具体的かつ詳細に伝えてくれる貴重な情報源であった。レジスタン
ス組織の声明も内外の商業メディア(アラブ諸国でいう西側メディア)ではまっ
たく無視されるものでも紹介し、またその信憑性についても判断材料を提供して
くれるものであった。

 イラク・レジスタンスによる米軍への攻撃やシーア派民による一般市民への暴
力の実態も、各地からこれほど系統的に情報を届けてくれるニュース・ソースは
なかった。その真実を伝えようとして犠牲になった(殉教した)通信員が何人も
いたことも忘れることはできない。

 そうした活動はどのような形でか必ず復活されるものと確信するが、このイス
ラム・メモのサイトが閉鎖された背後に追い詰められた占領軍のあがきを見ると
ともに、他国を侵略するために真実と真実を伝えるメディアを封殺する暴挙を容
認することは決してできない。

 (つづく)

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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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