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(回答先: 米大学乱射:メディアは容疑者に踊らされている? [朝鮮日報] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 21 日 19:06:19)
□米大学乱射:チョ・スンヒ容疑者の歩んできた23年とは [朝鮮日報]
▽米大学乱射:チョ・スンヒ容疑者の歩んできた23年とは(上)
http://www.chosunonline.com/article/20070421000034
記事入力 : 2007/04/21 17:56:32
米大学乱射:チョ・スンヒ容疑者の歩んできた23年とは(上)
犯罪者は生まれるのだろうか。それとも作られるのだろうか。米バージニア工科大学銃乱射事件を起こし自殺したチョ・スンヒ容疑者の23年間の人生を「Ismail Ax(イスマイルの斧、“神による処刑”などと解釈されている)」に至らせたのは何だったのだろうか。彼の歩んできた人生を振り返ってみると、所々にその「芽」が育っていた。
◆小学生時代…スポーツが得意で賢い優等生
チョ・スンヒ容疑者ははじめから「一人ぼっち」だったわけではない。チョ・スンヒ容疑者が通っていたソウルのある小学校の元担任教師は「平凡な子供だった」と記憶している。
父方のおばは「勉強はできたが、内気だった」と語る。ただ、母方の祖母は「言葉数がとても少なくて親が心配していた」と話している。
1992年、小学2年生の時に米国に移住したチョ容疑者は、英語があまり必要ではない算数では「天才」と呼ばれた。スポーツも得意で、賢い模範的な生徒だったという。しかし友達はほとんどいなかった。
彼のことを覚えている同級生の1人は「彼は自ら周りと離れ、友達と交わらないようにしている感じだった」と回想する。彼を知る人々は「幼いころから活発だった姉とは違い、彼は口数が少なく親を心配させた」と話している。
◆中学時代…「いつも一人で食事、寂しそうだった」
彼の存在感はますます小さくなっていく。フェアファックス郡教育庁が公開した中高生時代の記念アルバムでも、チョ容疑者は一人ぼっちだった。他の学生とは違い、チョ容疑者は1998年、中学1年生の時だけバンド部に所属しアルバムの団体写真に写っているだけで、他の生徒たちと一緒に写っている写真はない。300ページ以上もあるぶ厚い高校の卒業アルバムに掲載された彼の写真は、証明写真のような小さなもの1枚だけだった。
彼が卒業した小・中・高校は、ほぼ同じ町内にあるといっていいほど近いところにあったが、「チョ容疑者と親しかった」という同級生は見つからなかった。むしろ彼は「いじめの対象」だった。同級生の一人は「中学の友達が彼を押し倒し、バカにして笑うなど、ひどくいじめられていた。特に、言葉に詰まって変な発音をしていたため、さらにいじめられた」と話す。中学・高校で一緒だったジョン・ダントニオさんは「5年間で彼の口から聞いた単語は50個くらいにしかならないだろう。いつもカフェテリアで一人で食事していた。とても寂しそうで、僕も悲しくなるほどだった」という。
http://file.chosunonline.com//article/2007/04/21/429649525363269594.jpg
ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員
チェ・ボユン記者
【ニュース特集】米バージニア工科大銃乱射事件
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
▽米大学乱射:チョ・スンヒ容疑者の歩んできた23年とは(下)
http://www.chosunonline.com/article/20070421000035
記事入力 : 2007/04/21 17:57:42
米大学乱射:チョ・スンヒ容疑者の歩んできた23年とは(下)
◆高校時代…「仕返し相手を書いたリスト」持ち歩く
勉強はできるほうだった。彼と同じウェストフィールド高校に通っていたというある学生は、「チョ容疑者は本当に頭がよかったが、とても口数が少なくて孤独なため、“頭の中が混乱している人”のように見えた」と振り返る。
だが、彼の学校生活は徐々に悪夢と化していった。同級生のクリス・デービスさんは「授業中に本を読もうとしないので、先生が無理やり読ませたら、やっと口に何か詰まっているかのような変な声で本を読んだ。すると生徒たちが笑い始め、彼を指差して“中国に帰れ”と言った」と語った。他人を避け、一人ぼっちになった彼の成長期における学校生活は、彼の心の中で外部の世界に対する敵対心を膨らませ、倒錯した世界観を形成した可能性がある。
チョ容疑者と同じ高校に通っていたカーマン・ブランドン(ウェストバージニア大学在学中)は「チョ容疑者は高校のとき、“仕返ししてやる相手の名前を書いたリスト”を作り持ち歩いていた」という。
◆大学時代…暴力的な詩を「直せ」と指導されてもそのまま提出
彼の精神状態が悪くなり始めた。電気をつけたまま寝て、夜の明けないうちに目を覚まし、いつも同じ音楽だけを繰り返し聴き、一人でバスケットボールをして一人で食事をするなど、人と交わろうとしなかったという。大学の教授たちが彼に話しかけても、20秒以上待ってやっと一言声が聞ける程度だった。
英文科のニッキー・ジョバンニ教授は、チョ容疑者のことを「授業時間中に不必要なもめごとを起こすトラブルメーカー」「チンピラ」と記憶している。 ジョバンニ教授は「彼はいつも帽子をかぶりサングラスをかけていたので、授業が始まる前に毎回、帽子とサングラスをとるよう言わなければならなかった」と話す。暴力的でわいせつな内容の詩を頻繁に作り、これを直すよう指示してもそのまま3回提出し、反抗した。米シークレットサービスの心理研究室長を務めていたマリッサ・ランダッツォ氏はAP通信とのインタビューで「学校内の銃撃事件の犯人は71%がいじめを受けたことがある。これが歪んだ世界観や極端な攻撃性の形成に影響を及ぼす」と説明する。「チョ容疑者もそうした前例とまったく同じ典型的なケース」とのことだ。
ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員
チェ・ボユン記者
【ニュース特集】米バージニア工科大銃乱射事件
朝鮮日報/朝鮮日報JNS