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(回答先: チョ・スンヒ容疑者がNBCに送った犯行声明の動画 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 19 日 22:31:48)
□米大学乱射:チョ容疑者が聖書の内容に言及した意味とは [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070420000046
記事入力 : 2007/04/20 16:01:21
米大学乱射:チョ容疑者が聖書の内容に言及した意味とは
米バージニア工科大学銃乱射事件の犯人チョ・スンヒ容疑者が、米NBCテレビに送ったビデオには、「イエス」「十字架」などキリスト教に関連した言葉が登場する。これらは残虐な犯行を計画し聖者の人生に自身の行動を重ねて正当化しようという誇大妄想的な態度の表れであると分析されている。
チョ容疑者は自身の犯行が「弱くて力のない」者を救うためと主張し、「イエスのように死ぬことができ」感謝していると「イエス」に直接言及した。また、キリスト教の象徴である十字架も歪めた。チョ容疑者は「首が切り裂かれる」「生きたまま火あぶりにされる」という言葉を使い「お前たち(you)が」自身を辱めたのだと主張した。また「お前たちの道楽のために十字架に張りつけられ辱めを受けて」死んでいくとしてこのビデオは終わっていた。
新約聖書に登場するイエスに関連した事件を引用して書いた文章も目に付いた。自身の利益のためではなく、弱者の名のもとに銃撃事件を起こすという主張は、罪のないイエスが罪人のために十字架で血を流したという聖書の内容と自身の行動を同一視したものと見られる。
「お前たちは俺を追い詰めることを喜んだ」という文章にある単語「crucify」は「困らせたり追い詰める」という意味で使われているがもともとは「(イエスを)十字架にかけた」という言葉に由来する。「時が来た」という言葉も同様に、イエスが十字架に張りつけられる前に弟子たちに語った言葉を思わせる。
さらにチョ容疑者はこのビデオと共に送ったPDFファイルに自身が書いたと思われる十字架の絵を写真に撮って載せていた。赤いハートに囲まれた十字架の上には2つの目が描かれていた。これと同時に紙にプリントされた文書には、1999年に13名の犠牲者を出したコロンバイン高校の銃乱射事件の犯人「エリックとディラン」を「イエスのような殉教者」と称するなど聖書の概念を繰り返し引用し、自身の行動に“口実”を与えている。
専門家らはこれに対し「自身の誤った行動を認めず、最後まで正しいと言い張る精神異常者の脅迫的な態度を連想させる」と指摘した。
キム・シニョン記者
【ニュース特集】米バージニア工科大銃乱射事件
朝鮮日報/朝鮮日報JNS