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(回答先: 容疑者、周囲への非難書き残す=「孤独な青年」暴発か−米乱射事件(時事通信) 投稿者 gataro 日時 2007 年 4 月 18 日 08:23:54)
□<米大学乱射>コロンバイン高事件に影響か 動画送付 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000037-mai-int
<米大学乱射>コロンバイン高事件に影響か 動画送付
4月19日11時50分配信 毎日新聞
【ブラックスバーグ(米バージニア州西部)和田浩明】米バージニア工科大銃乱射事件で、捜査当局は18日(日本時間19日)、自殺したチョ・スンヒ容疑者(23)が米NBCテレビに送り付けた動画や写真などの資料をNBCから提供され、動機解明の重要な資料とみて分析を始めた。
動画などは、ニューヨークのNBC本社で18日朝に開封された小包に入っていた。動画ファイル27個やデジタル写真43枚、約1800語にわたる発言が含まれている。事件現場の映像はない模様。
NBCが放映した動画の一部では、坊主頭のチョ容疑者が室内でカメラを正面から見つめ、メモに目をやり、時おり悪態を交えて発言している。
写真には犯行に使用したとみられる拳銃や、ナイフ、金づちなどを持ったチョ容疑者の姿が写っている。笑顔の写真も2枚あった。
小包には16日午前9時1分、同大があるブラックスバーグの郵便局で、局員が受領した際の書き込みが残っていた。2人が死亡した最初の発砲は同日午前7時15分ごろ、学生寮で発生。30人が犠牲となった2度目の乱射は、学生寮から約800メートル北の講義棟で約2時間半後に起きた。この間のチョ容疑者の行動はこれまで明らかになっていなかった。
NBCによるとチョ容疑者は、13人が射殺された99年のコロンバイン高校銃乱射事件を起こし、自殺した同校生徒2人を「殉教者」と称賛していたという。
◇ゲームなどに登場の暴力的主人公思わせ…
【ブラックスバーグ(米バージニア州西部)和田浩明】惨劇の引き金を引いた男は、デジタル時代の劇場型犯罪で「主役」を目指したのか。バージニア工科大銃乱射事件で自殺したチョ・スンヒ容疑者(23)が犯行の合間に郵送したとみられる「声明文」は、動画を埋め込んでパソコンで作成された文書ファイル。寡黙で孤独な同容疑者は動画では一転、早口で怒りをぶちまけている。何が彼を追い詰めたのか。
米NBCテレビのニューヨークにある本社が、同大のあるブラックスバーグから送られた小包を開封したのは18日朝。チョ容疑者の腕に赤いインクで書かれていた「Ismail Ax」という意味不明の文字の一部が送り主欄にあることに郵便局員が気付き、同社に注意を促した後だった。
犯行をほのめかしているとも取れる動画ファイルは編集されており、NBCは「少なくとも数日をかけて構成したのではないか」と指摘する。手の込んだデジタル時代の「声明文」は、だれもが「主役」になれ、人気を呼ぶ動画サイトへの投稿を連想させる。
デジタル写真の1枚は、広げた両手に拳銃を握るチョ容疑者の姿で、戦場ビデオゲームなどに登場する暴力的な主人公も思わせる。
チョ容疑者は富裕層を「金持ちの悪がき」とののしり、悪態をつく一方、自らを被害者視していたようだ。大学当局によると、チョ容疑者は05年冬に2人の女子学生からストーキング的行為で通報され、「自殺願望がある」との懸念から一時的に学外の心理治療施設に入所していた。「お前たちは僕の心を踏みにじり、良心を焼き焦がした」「追い込まれて選択肢がない」。同級生らに異端視されたり、いじめられていると感じ「弱者」としての孤独感を募らせていたことが読み取れる。
「弱く無防備な人々を何世代にもわたって奮起させるため、キリストのように死ぬ」。チョ容疑者は最後に「弱者」である自分を超える存在への変身を目指したのだろうか。
動画を見た米連邦捜査局(FBI)の元心理分析官はNBCテレビで「ナルシシズム(自己愛)的傾向が見られる」などと指摘した。
◇チョ容疑者から米NBCテレビに送り付けられた動画の主な発言は以下の通り。
お前たちには、今日(の惨劇)を避ける1000億回のチャンスと方法があったんだ。だがお前たちは私の血を流すことを決めた。お前たちは私を追い詰め、たった一つの選択肢を私に与えた。決めたのはお前たちだ。いまお前たちの手は二度と流し落とせない血に塗られるんだ。
私はやらなくたってよかったんだ。去ってもよかった。逃げられたかもしれない。だが私はもう逃げない。私のためでなければ、私の子どもたち、兄弟姉妹のだめだ。彼らのためにやったんだ。
お前たちは私を苦しめるために愛したんだ。お前たちは私の頭の腫瘍を愛し、私の心にある恐れを愛し、私の魂を引き裂き、哀れな1人の少年の人生を消し去った。ありがとう、お前たちのおかげで私は、弱く無防備な人々を奮起させるため、キリストのように死ぬ。
顔につばを吐きかけられ、のどまでゴミを押し込まれる気持ちがわかるか。自分自身の墓を掘る気持ちを知っているか。舌が耳から耳まで切り裂かれるのがどんな気持ちか、わかるか。生きたまま火をつけられるのがどんな気持ちか、わかるか。屈辱を与えられ、十字架に突き刺され、お前たちの楽しみのために、血を流しながら死ぬまで放置される気持ちが、わかるか。
お前たちは人生で少しの痛みも感じることはない。お前たちは私たちの人生に、みじめな気持ちを味わわせることを望んでいる。なぜなら、お前たちにはそうする力があるからだ。お前たちは望む物をすべて持っている。お前の高級車も、金のネックレスも、投資ファンドもたくさんだ。ウオツカもコニャックも、お前たちのぜいたくざんまいも、たくさんだ。お前たちはすべてを持っている。時が満ちた時、私はやった。やらざるをえなかった。
最終更新:4月19日13時36分