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イージス艦事件、海自幹部ら一斉聴取…流出源の特定急ぐ
4月17日10時36分配信 読売新聞
海上自衛隊第1護衛隊群の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、神奈川県警と海自警務隊は、イージスシステムなどの保守管理を担当するプログラム業務隊(当時)に所属していた佐官クラスの幹部らから日米相互防衛援助協定に伴う秘密保護法違反容疑で一斉に聴取を始めた。
流出した情報には、同システムの幹部用の解説資料が含まれており、海自幹部が流出源の疑いがあるとみている。県警は、流出に直接かかわった海自幹部の特定を進め、同法違反容疑での立件を目指すとともに、海自のずさんな情報管理体制を追及する。
捜査当局によると、2曹のハードディスクから見つかったイージス艦に関する情報ファイルは、1998年にイージスシステムが更新されたことを受けて、業務隊プログラム業務開発科の3等海佐らが解説用資料として作成した。海自関係者によると、海自のシステムの維持・管理を担当する業務隊では、プログラムの不備や故障などに即応するため、常に最新の情報を必要としている。作成された資料も、イージスシステムを担当する業務隊の3佐クラスの幹部に対する教育用などに使われていた。
最終更新:4月17日10時36分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000001-yom-soci