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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/04/12
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108459440.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/04/16 (月)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 4月12日付
◆グリーンゾーン内のイラク議会を自爆攻撃
◆麻薬使用が米軍占領後に急増、公式統計で2万4000人
◇バグダッド中心部: トラック爆弾が橋を破壊
◆モスル: 強力な爆発でビル2つが崩壊
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年4月12日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 12 April 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0407/iraqiresistancereport_120407.htm
●バグダッド Baghdad
◆イラク・レジスタンスがグリーンゾーン内のイラク議会を自爆攻撃
Iraqi Resistance bomber attacks puppet “Iraqi Parliament” inside the “Green Zone”
イラクのイスラム法学者協会は、12日午後3時33分(バグダッド時間)の
速報において、12日午後に共和国宮殿周辺の厳重警護地域グリーン・ゾーン内
にある国民議会ビルのなかで爆弾が炸裂したと伝えた。
その後、AP通信の報道は、この爆弾攻撃で殺されたのは少なくとも8人で、
そのうち3人はアメリカがでっちあげた国民議会の議員だと報じた。しかしAP
通信はイラク政府がまださまざまな報告を収拾し損害を査定中であり、発表され
た犠牲者数は最終的な最終的なものではないと述べた。
AP通信の報道によると、午後2時30分頃、報道カメラが爆発の瞬間を撮影
しており、閃光(せんこう)とオレンジ色の火の玉にイラン生まれの悪名高いシ
ーア派聖職者ジャラル・アッ・ディン・アッ・サギルが身をかがめた。シーア派
のブラサ・モスク内にある殺害・拷問センターの導師として知られるアッ・サギ
ルは、爆発があったときインタビューを受けていた。AP通信によると、煙とホ
コリがあたりをおおい、傀儡の議員たちは怯えて混乱し、他の者は助けを求めて
叫び、同僚たちの安否確認につとめた。
同日午後10時(バグダッド時間)の法学者協会の速報では、少なくとも議員
3人が爆発で死んだと目撃者が証言した。また目撃証人たちはビル内にいた20
人以上が負傷し、そのなかには5人の議員と議会スタッフ4人が含まれていると
語った。
午後6時59分(グリニッヂ標準時間)のクドス・プレスは、議会ビル関係者
の話として、爆発は定例会の終了直後に発生し、昼食をとろうとして議員数十人
が食堂に集まっていたとレポートした。クドス・プレスによると、死亡者の1人
はスンニ派会派である国民対話戦線の議員ムハンマド・アワド、もう1人はイラ
ク調和戦線の議員タハ・アッ・ラヒビだった。3人目の人物は身元が確認されて
ない。
法学者協会は、負傷者の中にはイラク調和戦線という占領に同調するスンニ派
政党の議員ザフィル・アル・アニとサルマン・アル・ジュマイリがいたと報じた。
AP通信によると、爆発現場にいて偶然、爆発の瞬間を撮影したTVチームは
アメリカのプロパガンダ放送局(アラビア語)であるアル・フッラであり、その
映像は占領されたイラクでも放映された。
AP通信は、レジスタンスを中立化させようと努力していたスンニ派議員2人
が議会ビルの食堂で発生した爆発で殺された、と報じた。
クドス・プレスによると、救急車が死傷者をグリーン・ゾーン内にあるイブン
・シナ病院に急送したというイラクの治安部隊がグリーン・ゾーン内にある議会
ビル周辺に非常線を張り、すべての報道機関は現場への立ち入りを禁止された。
◇カラダ地区で爆発事件、市民5人が死傷
◇フリヤ地区: レジスタンスの爆弾で米軍ハンビー破壊
◇パレスチナ通りで大型爆弾が爆発
◇バグダッドで11人の遺体発見、シーア派民兵による拷問・殺害の犠牲者
◆麻薬使用が米軍占領後に急増、公式統計で2万4000人
Drug use, trafficking soar following US occupation; 24,000
イスラム法学者協会は12日午後3時25分の速報で、戦争と社会的混乱がイ
ラクを麻薬天国にした結果国内の麻薬使用者数は増えているとイラク麻薬撲滅協
会が発表した、と報じた。麻薬の一部はイラク国内で消費され、残りはイラクを
経由して他のマーケットに流れる。
法学者協会のレポートによると、この発表は12日に技術者組合ホールで開催
された会議で発表された。会議にはバグダッド市内のカラフ地区、ルサファ地区
の教育者と校長数百人が出席し、「麻薬使用によって引き起こされる害に自覚を
広げる最初の研修会」というスローガンを掲げた。
麻薬の種類と使用法、麻薬依存に替わる方法について教授たちが講演した。討
議は中学校にまで広がる麻薬と戦う方法の重要性と必要性に触れた。イラクの若
者のあいだで麻薬使用の引き起こす危険が増大していることも議論された。傀儡
政府の保健省が発表した統計によると2万4000人以上のイラク人が麻薬を使
っているとされるが、この数字は2005年のもので2006年の統計はあだ発
表されてない。
会議に出席した専門医は、この麻薬使用者の数字は実は健康悪化が著しくて保
健省に来ることになった者の数字だと警告した。医療機関にかかってない者の数
はもっと多いだろう。
麻薬撲滅協会の会長は協会が最近採用した麻薬対策に関するレポートを報告し、
麻薬使用による害悪について自覚を喚起する努力を続けていると述べた。
協会は会議を開いて医学的な文書を配布し麻薬使用への警告を発した。また掲
示板や科学博覧会に掲示するポスターを配布した。
◆バグダッド中心部: トラック爆弾が橋を破壊
Powerful truck bomb severs bridge in central Baghdad
イスラム法学者協会は12日午前9時44分の速報において、バグダッドの西
と東(具体的にはアチフィヤ地区とワジリヤ地区)を結ぶサラフィヤ橋の上で午
前7時15分にトラック爆弾が爆発した、と伝えた。
法学者協会のレポートによると、傀儡警察の関係者が爆発で橋の一部が破壊さ
れ、5〜6代の車両が川の中に落ちたと話したという。その情報源はこの爆発で
5人が死亡し11人が負傷したが、犠牲者数はまだ増えそうだと警告した。
午前11時40分(グリニッジ標準時)のクドス・プレスは、イラク議会の議
長が橋の破壊をめぐる公式の説明に疑問を呈していると報じた。
マフムード・アル・マシュハダニは、メディアでは1台のトラック爆弾が橋を
破壊したと報道されたが橋は実際には3つに折られていた、と話す。アル・マシ
ュハダニの父親は、「私たちが聞いたところでは、傀儡政府の治安部隊が検問所
を設置し、今朝(12日)の6時から橋の通行を禁止していた」と語った。
◇アミリヤ地区で爆弾が破裂
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: 正体不明の爆弾がバスを破壊
●ニネベ州 Ninwa Province
◆モスル: 強力な爆発でビル2つが崩壊
Powerful blast destroys two buildings in al-Mawsil
イスラム法学者協会は午後10時52分の速報で、強力な爆発が12日夕刻、
モスル市を揺るがしたと伝えた。
法学者協会のレポートによると、激しい爆発がダルカズリヤ通りにある2つの
ビルを破壊した。傀儡警察の広報担当は、通りの端いある2つのビルが爆発にあ
って1つは完全に崩落したと発表した。
犠牲者の数はまだ明らかではないが、死傷者を病院に搬送するために救急車が
今も走りまわっている。警察発表は爆発が自動車爆弾なのか爆発装置なのか不明
だと述べた。
◇モスル: 女性アナウンサーと自動車修理工が殺害される
●カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◇ディワニヤ: 米軍基地が迫撃弾10発を浴びる
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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