★阿修羅♪ > 戦争91 > 299.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200704131254015
「日米同盟強化」の裏で両国が熾烈な通貨戦争 日中共同で米と駆け引きか
温家宝首相は13日、訪日を終えた。ドイツの気鋭のジャーナリスト、ユルゲン・エルゼサーは今回の日本での7年ぶりの日中首相会談の裏舞台で米、中、日の3国間で「熾烈な通貨戦争が展開された」と看破した。日本と中国にとって金融上の対米優位は、米覇権の将来を揺るがす切り札となっている。なぜなら、米国の両国に対する貿易赤字は計1兆ドルを超え、また日中両国は計2兆ドルの外貨保有で米国の資金枯渇を救っているからだ。エルゼサーは「日中が相互協力を強化すれば将来、パクスアメリカーナの象徴である米ドルの絶対的優位を崩壊させうる。今回の会談でもこれが議題となった」と示唆した。だがこれを見抜いている米国は両国の経済的生命線であるペルシャ湾での石油輸送の安全を盾に両国を威嚇しているという。「通貨烈々」の実態があぶりだされた格好だ。(ユンゲヴェルト特約)