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□ヨルダンの核エネルギー獲得に協力の用意=IAEA事務局長 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20070416afpAFP011963/
ヨルダンの核エネルギー獲得に協力の用意=IAEA事務局長 (AFP=時事)
【アンマン15日】ヨルダンを訪問中の国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長≪写真≫は15日、アブドラ国王と会談した後、IAEAとしてはヨルダンの核エネルギー獲得に協力する用意があると語った。同事務局長は「核エネルギーを平和目的に利用するためヨルダンが始動させる計画について詳しく調査するため、IAEAのチームを来週派遣する」と述べたが、詳細については明らかにしなかった。
ヨルダン政府によると、アブドラ国王はIAEAの支援に対してエルバラダイ事務局長に感謝するとともに、「ヨルダンは国際規則にのっとった核エネルギーの平和利用の手本になる」と表明した。国王はIAEAの支援について、技術支援、人的能力の開発を含むとし、ヨルダンの核計画の成功を保証するものとしている。政府当局者によれば、ヨルダンは発電、核技術の教育への活用、海水淡水化のため2015年までに核施設の建設を望んでいる。ヨルダンはエネルギー需要の95%を輸入している。また世界で最も水資源の乏しい10カ国のうちの一つで、年間の水不足は5億立方メートルを上回る。
アブドラ国王は先週、AFP通信とのインタビューで、「ヨルダンは代替エネルギー源を望んでいる。同エネルギー源は、燃料価格が上昇するなかで燃料輸入の負担を軽減するのに役立つ」とした後、「われわれは他の国々と同様、発電や海水淡水化向けの輸入石油の代替として、核エネルギー技術の移転ならびに確立を確実にする必要があると感じている」と述べていた。
[ 2007年4月16日8時00分 ]