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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/04/08
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108456058.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/04/10 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 4月8日付
◆ラマディ: 住民はレジスタンス戦士の売り渡しを拒否
米軍は大規模な拘束作戦で住民50人を連行
◇法学者協会代表: 米・英・イスラエルの諜報機関が紛争を扇る
◆バグダッド: シーア至上主義の民兵がスンニ派モスクを爆破
◆米兵10人が死亡、米軍も認める
◆南バグダッド: レジスタンスの爆弾攻撃で米兵死亡
◇サマッラ: 傀儡軍が12歳の少年に爆弾を拾わせ少年が死亡
◆親米シーア派の宗派主義指導者=シスタニ師が入院
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年4月8日 日曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 8 April 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0407/iraqiresistancereport_080407.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディ: 住民はレジスタンス戦士の売り渡しを拒否
米軍は大規模な拘束作戦で住民50人を連行
After population refuses to sell out Resistance men, US conducts mass raids
and arrests , rounding up 50 people between the ages of 14 and 60
イスラム・メモは8日午後3時25分(メッカ時間)の速報で、イラク軍を同
伴した米軍がイスカン地区、ドバト地区にある住宅地で急襲・連行作戦を遂行中
と傀儡(かいらい)イラク警察が宣言した、と報じた。
イスラム・メモの通信員はラマディ警察関係者の話として、米軍の戦闘機と攻
撃ヘリもこの作戦に加わって米軍およびイラク軍部隊を空から援護したと伝えた。
14歳から60歳までの地元住民50人以上がこれまでに連行された。
現地住民たちはイスラム・メモに、アメリカ兵が彼らをラマディの西にある部
軍基地へ連れ去ったと話した。住民たちは、「手配中」のレジスタンス戦士に関
する情報と引き替えに大金を払うという米軍の提案を拒絶した住民に報復するた
めの作戦だと話している。
●バグダッド Baghdad
◇米軍はアミル地区で兵士6人が死亡と認める
◇米軍はディヤラ州で爆弾攻撃にあい米兵4人死亡と認める
◆法学者協会代表: 米・英・イスラエルの諜報機関が紛争煽る
Shaykh Harith ad-Darri: secret services of US, UK, “Israel,” and Iraq
work round the clock to stir up sectarian fighting in Iraq
「治安作戦」は占領に反対する者への報復 2007/04/10
現在、イラン、イスラエル、イギリスの諜報機関(スパイ組織)がイラクに潜
入し、事態を転換しようと昼も夜も画策している−−イスラム・メモは8日午後
1時42分の速報で、ハリス・アッ・ダリ師(イラク・イスラム法学者協会代表)
の訴えを報じた。
『アル・ハバル』紙の報道によると、イラク国内で吹き荒れている紛争の背後
でイラク駐留米軍が動いているとアッ・ダリ師は指摘した。アッ・ダリ師は、米
軍が自分たちでイラクに招き入れた傭兵(ようへい)とスパイ機関を使い、一部
の意志の弱いイラク人を金でやとって同胞を殺すように仕向けることで紛争を広
げていると話した。さらに、アメリカの工作員がイラク人勢力を扇動し、それら
の勢力は人工衛星のように占領軍につき従って命令を受け取り、目腐れ金のため
に宗派間の分裂を押し広げようとしている、と。
アッ・ダリ師は3日、カイロで記者会見し、イラクは歴史上最も困難な日々を
経験していると訴えた。米軍が今バグダッドで展開している治安作戦は「テロ」
を根絶やしにするのが目的ではなく、この4年間、イラク国民に対して占領軍が
やってきたことこそテロである、と。
同師によると、米軍が展開している「治安作戦」は、「テロとの戦い」を口実
にした占領軍に反対する人々への報復である。アッ・ダリ師は、「占領軍は平和
的なイラク国民を殺し、彼らの家、村、都市を破壊している。彼らがおこなうテ
ロよりひどいテロがどこにあるのか?」と指摘した。
彼はさらに「治安作戦」のもとでイラク人が堪え忍んでいる悲劇の深刻さに注
意を払うよう人々に訴えた。「(今日のイラクは)巨大な監獄であり、何万人も
を飲み込む墓場であり、実際、何十万ものイラク人が占領軍と傀儡政権のもとで
大量殺戮され巨大な墓地に葬られている。彼らはこれを支援し、その目標を共有
している。その目標は反対の声をおとなしくさせ、イラク国民のレジスタンスを
終わらせることにある」。
◆バグダッド: シーア至上主義の民兵がスンニ派モスクを爆破
Shi‘i sectarian gunmen blast Sunni mosque, shoot down woman
イスラム法学者協会9日午前12時6分(バグダッド時間)の速報で、8日午
後、バグダッドのアミル地区にあるスンニ派モスクで迫撃弾が炸裂したと報じた。
法学者協会の特派員は、5発の迫撃弾がアブ・バクル・モスクと周辺一帯に着
弾し、数人の住民が負傷したとレポートした。
このアブ・バクル・アッ・シディク・モスクはいばしばシーア派の宗派主義民
兵に襲撃され、アミル地区にある別のスンニ派モスクも破壊されてきた。シーア
派の宗派主義民兵はアメリカが樹立したシーア派至上主義の傀儡政権と連携して、
民族と宗派でイラクを分割するというアメリカとイスラエルの長年の夢に沿って、
諸宗教・諸民族が混在するバグダッドの多くの住宅地からスンニ派住民を追放し
ようと画策してきた。
◆南バグダッド: レジスタンスの爆弾攻撃で米兵死亡
US soldier reported killed in Resistance bombing in southern Baghdad
イスラム・メモは8日午後3時30分の速報で、南バグダッドのシェイク・サ
ルサル地区においてイラク・レジスタンスの爆弾が炸裂したと報じた。
イスラム・メモの通信員は現地関係者の話として、ドーラ地区に通じる未舗装
道路の真ん中にある下水道口に隠されていた高性能爆弾が米軍車両の下で爆発し
たと伝えた。この爆発で米軍車両は動かなくなり、米兵1人が死亡、3人が負傷
し、うち1人は極度の重傷を負った。その情報源は攻撃をおこなったのはレジス
タンス組織であるムジャヒディン軍だと話した。
◇拷問・殺害された犠牲者17人の遺体発見
◇正体不明の爆発で市民5人死亡、負傷者も20人以上
◇アザミヤ地区: レジスタンスの爆弾で傀儡警察が死亡
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆サマッラ: 傀儡兵が12歳の少年に爆弾を拾わせ少年が死亡
Puppet troops force 12-year-old boy to pick up bomb, causing his death in Samarra
イスラム法学者協会は8日午後3時13分(バグダッド時間)の速報で、サマ
ッラ市を封鎖している傀儡政権軍が少年に爆弾を拾わせ、それが爆発したために
少年が死んだという目撃者の報告を伝えた。
法学者協会のレポートによると、サマッラ市内とパトロールしていた傀儡兵が
12歳の少年に爆弾を運ばせたと目撃者が語ったという。その爆破装置が爆発し
て少年は死んだ。
このような事例が報告されたのは初めてではない。国家警護隊(イラク軍)の
ムサンナ旅団に属する傀儡軍部隊はアブグレイブの高校生3人に爆弾の入った黒
袋を拾わせたところ、それが爆発して生徒たちが死亡した。
他方、米軍はサマッラ市に外出禁止令を出し、新たな指示があるまで外出禁止
令は翌日も続くと命令した。これまでにも何度かサマッラ市は米軍と傀儡軍によ
るレジスタンス狩りという大規模作戦の標的にされてきた。
◇ドルイヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを破壊
●ディヤラ州 Diyala Province
◇ミクダディヤ: 迫撃弾が住宅地で炸裂、1人死亡
●バビル州 Babil Province
◇正体不明の爆発で17人死亡
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジスタンスの自動車爆弾でクルド民兵8人が死亡
●カディシヤ州 Al-Qadisiyah Province
◇ディワニヤ: 米軍とイラク軍の軍事作戦で7人が死亡
●ナジャフ州 An-Najaf Province
◇親米シーア派の宗派主義指導者=シスタニ師が入院
◇9日のデモに参加するためマフディ軍民兵がトラックでナジャフに
●バスラ州 Al-Basrah Province
◇バスラ: 米・英の領事館に迫撃弾の集中砲火
◇バスラ: 米軍のイラク占領4周年で占領に抗議デモ
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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