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□イラン人5人の拘束継続決定=米ブッシュ政権 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20070414afpAFP011943/
イラン人5人の拘束継続決定=米ブッシュ政権 (AFP=時事)
【ワシントン14日】14日付の米紙ワシントン・ポストは、ブッシュ大統領≪写真≫がイラク、イラン両政府の求めにもかかわらず、イラクで拘束されているイランの情報機関員5人を当面解放しない方針を決めたと報じた。
同紙が匿名の米当局者の話として伝えたところによると、大統領の外交政策を決定するグループは、米国務省の勧告を覆す形で5人の拘束継続を決め、6カ月毎に解放するかどうかを決めるという。
6カ月毎に解放の可否を見直す手法は、イラクで拘束されている250人の外国人囚人にも適用されているという。イラン人5人に対しては、7月に解放の可否が論議される。
イラン人5人は、イラク北部のアルビルで拘束され、米・イランの間で緊張を高める最大の原因となっている。このような決定に対して、イラン側がさらにいら立ちを強めるのは必至だ。
これより先、イラク政府スポークスマンがホワイトハウスを訪問し、米政府に対して、イランとの関係を改善するよう求めていた。同スポークスマンは、イランと米の関係が改善すれば、イランによるイラクに対する内政干渉が緩和するとの見方を示していた。
ただ、同紙によると、イラン人5人の処遇については、米政府内でも意見が割れているという。ライス米国務長官は、5人が有力な情報を持っていないとして、解放することを主張した。しかし、いろいろな選択肢を検討した結果、ライス長官も大勢に従ったという。チェイニー副大統領は、強硬に5人の拘束を続けるよう求めた。
[ 2007年4月14日16時42分 ]