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□「スンニ派」のTV局狙った爆発で13人死傷 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070406/1175860563
2007年4月6日(金)
「スンニ派」のTV局狙った爆発で13人死傷 2007/04/06
イラクのイスラム法学者協会は5日4時36分(バグダッド時間)の発表で、同日の昼間、爆発物を積んだゴミ収集車がバグダッドTVの放送局入り口で爆発したと報じた。
法学者協会は関係者の証言として、攻撃を受けた車両は2台だったと伝えた。先頭の車両は武装集団を満載し、彼らは2台目のトラック爆弾に道を開こうとしてテレビ局の警備員に機関銃弾をあびせた。テレビ局の警備員がこの攻撃に応戦したため、5分間の銃撃戦が勃発した。
この武装集団が去って見物人が出てきたとき、高性能爆弾を積んだゴミ収集車が現場で爆発し、大地を揺るがした。ビルの外壁以外には、バグダッドTVが入居していたビルは跡形もなかった。この爆弾攻撃でダル・アッ・サラム・ラジオ局も甚大な損害をこうむり、強力な爆発のために近くのコンクリート造りの学校も破壊された、と目撃者たちは語った。
ある情報提供者によると、バグダッドTVの副局長が死亡し、他に12人のスタッフが負傷、そのうち4人は重態だった。TV局長は最も深刻なケガをした人々のなかに入っている。
同日午後1時18分(メッカ時間)のイスラム・メモは、アルジャジーラTVは爆弾がテレビ局の事務所で爆発したと報道したと伝えた。
イスラム・メモは、シーア派至上主義の政府に近いテレビ局は米軍への攻撃を「テロリストの攻撃」と報道するのに、バグダッドTVは米軍への攻撃を「イラク・レジスタンスの作戦」と報道するなど、「スンニ派」のテレビ局を見られていたことを指摘した。またバグダッドTVは米軍ないし傀儡警察やシーア派民兵によって実行される攻撃も積極的に報道していた。
バグダッドTVはアメリカの占領体制が課した規制とルールの範囲内で合法的に活動していたが、イラク・レジスタンスに対する明白な共感には圧力が加えられ、過去には迫撃砲攻撃にあってスタッフが負傷したこともあった。バグダッドTVで働くスタッフは5人以上が殺され、ほかにも多くが逮捕されていた。
作成者 uruknews : 2007年4月6日(金) 20:56 [ コメント : 0]