★阿修羅♪ > 戦争90 > 653.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□イラン拘束の英水兵が帰国、外交取引なしとブレア首相 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200704050025.html
イラン拘束の英水兵が帰国、外交取引なしとブレア首相
2007.04.05
Web posted at: 21:24 JST
- CNN
ペルシャ湾で先月23日、イラン軍に拘束されていた英海軍兵士15人は5日、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)機でテヘランを出発し、同日、ロンドンのヒースロー国際空港へ到着した。
イランのアフマディネジャド大統領が4日に突じょ発表した解放を受けたもの。大統領はイスラム教の預言者ムハンマド誕生日などに絡めた「英国民への贈り物」と称していた。同時に、国土を防衛したとして英水兵を拘束した革命防衛隊の司令官らに栄誉勲章を贈った。
水兵15人はヒースロー空港に到着後、ヘリコプターで英国西部の海軍基地に移送された。健康診断や拘束などについての事情聴取を受け、基地内で家族らと再会する。
事件では、英国はイラク領内での拘束、イランは自国水域と主張。イラン側は一貫して、イラン領内の侵犯の認知、謝罪などを英国に求めたが、今回の解放ではこの問題への言及はない。外交的な落としどころを狙った妥協が図られたともみられる。
シリアのムアレム外相は4日、クウェート紙アルアンバに対し、シリアが事件解決に向けて尽力したことを示唆した。
事件では、15人とイラク駐留米軍がイラクで拘束したイラン人5人との「交換説」も流れたが、ブレア英首相は15人の解放に伴い、会見し、外交的な取引はないと強調した。5人は革命防衛隊隊員ともみられる。