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(回答先: Re:これは大スクープか。CIAとパキスタン情報機関がテロ組織を支援してイランの政権転覆を画策か?[米ABC放送] 投稿者 BIBLE 日時 2007 年 4 月 04 日 17:47:46)
The Secret War Against Iran (VIDEO 3:08)
http://abcnews.go.com/Video/playerIndex?id=3005348
「アメリカの情報機関がパキスタンの武装組織と関係があり、
国境を越えてイランに対して攻撃を行っています。
狙いはイランを不安定化することです。
アメリカとパキスタンの情報機関によると、
アメリカは秘密裏に武装組織に助言、支援を行っている。
イラン兵を拘束、殺害している。
バルチスタン州のバルチ族で構成され、
イラン兵や国境警備隊員を拘束し、
パキスタンに連行した映像を公開しています。
米政府は直接資金援助は行っていないとしながらも、
利用価値があるとして、2005年以来、
アブデル・マリク・レギという指導者と密接な関係を保ってきました。
(ALEXIS DEBAT:ニクソンセンター上級研究員)
拘束したイラン兵を処刑したと言っています。
かつてタリバンと供に戦い、麻薬密売人で、スンニ派の活動家です。
ジャンドラというこの組織はヨーロッパや湾岸諸国と関係のある
イランの亡命者から資金を提供されている。
数百人のゲリラ戦闘員。
去年イランは拉致された国境警備隊員の解放に
130万ドルの身代金を支払いました。
イランはパキスタン情報当局の案内でパキスタンに入り、
レギにお金を払い、人質を返してもらったのです。
パキスタン情報当局が関与しています。
ジャンドラは二月には少なくとも11人のイラン革命防衛隊を
ザーハダーンで殺害したと犯行声明を出しました。
先月イラン国営テレビはこのバス攻撃の自白を放映しています。
ジャンドラのメンバーであると認めています。
パキスタンの秘密の場所で訓練を受けたと述べています。
パキスタン政府上層部の承認がなければできないことです。
イランに対する秘密の攻撃は、
二月にチェイニー副大統領とムシャラフ大統領の会談時にも議題になった。
アメリカの情報機関は、アルカイダ追跡の支援を得ていることは認めています。
しかし直接の資金援助はしていないとしています。
<こうした小組織がイラン政府を不安定化できるんでしょうか>
こうした小組織が四つか五つあれば、できると米政府は考えています。
Nightline Online: Behind Enemy Lines (VIDEO 7:15)
http://abcnews.go.com/Video/playerIndex?id=3006029
The Secret War Against Iran
http://blogs.abcnews.com/theblotter/2007/04/abc_news_exclus.html
A Pakistani tribal militant group responsible for a series of deadly
guerrilla raids inside Iran has been secretly encouraged and advised
by American officials since 2005,
U.S. and Pakistani intelligence sources tell ABC News.
イラン国内での一連のゲリラ襲撃を行っているパキスタンの部族の民兵組織が
2005年からアメリカ当局に密かに奨励され、アドバイスされていました。
アメリカとパキスタンの情報部がABCニュースに語ります。
The group, called Jundullah, is made up of members of the Baluchi tribe
and operates out of the Baluchistan province in Pakistan,
just across the border from Iran.
Jundullah と呼ばれるグループはバルチ部族のメンバーで構成されていて、
パキスタンのバルチスタン州からイラン国境を越えて活動します。
It has taken responsibility for the deaths and kidnappings of
more than a dozen Iranian soldiers and officials.
12人以上のイラン兵と当局者の殺害と誘拐を行ってきました。
The Iranian TV broadcast is interspersed with the logo of the CIA,
which the broadcast blamed for the plot.
イランのTV放送ではCIAのロゴが散りばめられており、
CIAが仕組んだものだと非難しています。
アメリカにとっては、逆効果だと懸念する専門家もいます。
(WAYNE WHITE:Fmr State Dept Official)
『全く筋の通らない話です。
今、イラン政府を支配しているのは、ペルシャ語を話すイラン人達であり、
アメリカが少数派との繋がりを深めれば深める程、
主流派を怒らせることになります。
そうなれば現政権に不満を抱く主流派のイラン人を
逆に政府支持派へと変えてしまうことになります』
しかしイランの捨て鉢になった少数派を束ねようとする者がいる兆候も見えます。
(VALI NASR:Sr Fellow, Council on Foreign Relations)
『米、サウジ、パキスタン、その他イランに懸念を抱く諸国が、
少数民族の問題こそがイランにとってのアキレス腱だと
判断した可能性があると思います』
皮肉なことに、アメリカが秘密裏に助言し、支援してきたジャンドラの
宗教的信条や暴力的な戦術はアルカイダのものと同じです。
(VALI NASR:Sr Fellow, Council on Foreign Relations)
『私達は既にタリバンで苦い経験をしています。
アルカイダ型の武装集団を支援すれば、
いつかまた牙をむかれることになると思います』
<アメリカが武装組織の活動を支援する目的は何でしょう>
米政府はこれまでもイラン国内の少数派の重要性について語ってきました。
イラン政府を不安定化させるには、イラン全土の少数派を刺激するべきだと
信じているのです。
CIAの関与の有無にかかわらず、イラン政府は
こうした攻撃全ての背後にCIAがいると信じています。
このことがイラン政府が下したありとあらゆる判断に影響を及ぼしています。
15人の英兵士が拘束された時、イラン政府高官は、テレビで国民に向け、
彼らは少数派を扇動する為にやって来たのだと語り、
英米が攻撃を仕掛けてくるのだと国民を納得させようとしました。