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米下院議長がシリア訪問 アサド大統領と会談
http://cnn.co.jp/usa/CNN200704040012.html
2007.04.04
Web posted at: 15:37 JST
- CNN/AP/REUTERS
ダマスカス──中東歴訪中のペロシ米下院議長(民主党)は4日、訪問先シリアの首都ダマスカスで、アサド同国大統領と会談した。シリア首脳と会談した米政治家としては、1994年のクリントン大統領(当時)以来最高位。
ペロシ議長は3日にシリア入りした。米政権はシリアをテロ支援国家に指定しており、ペロシ議長の訪問を非難。しかし議長はダマスカス市内の市場や、旧市街のイスラム教聖地ウマイヤド・モスクを訪れ、大勢の地元住民に取り囲まれた。
シリア国内のメディアは、対米関係の改善につながるとしてペロシ議長の訪問を評価。英字紙シリア・タイムズは、議長について「貴重な任務に取り組む勇敢な女性」と賞賛。国営シリア・アラブ通信(SANA)も「世界やアラブの各紙は議長のシリア訪問の重要性を強調しており、議長もシリア訪問を重視している」と伝えた。
一方、ブッシュ米大統領は3日、ホワイトハウスでの記者会見の質疑応答中、ペロシ議長のシリア訪問を「逆効果」と厳しく批判。「シリア訪問は中東とアサド大統領にあいまいなメッセージを送る。アサド大統領との写真撮影や会談は、アサド政権に国際社会の主流の一部だとの誤解を与えるが、(シリアは)実際にはテロ支援国家だ」などと述べた。
ブッシュ大統領はさらに、シリアがレバノンの武装勢力を支援して同国政府に不安を与え、イラクに越境する外国人戦闘員に目をつぶっていると主張。「欧米の当局者はこれまでにもアサド大統領と会談してきたが、何も効果はなかった。アサド大統領のようなシリア人指導者と会う最も良い方法は、国際社会を動かして大統領の振る舞いを変えさせるという、より大きな背景で行うことだ」とコメントした。