★阿修羅♪ > 戦争90 > 596.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□イラン・英国、英兵拘束事件の外交解決探る [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200704030012.html
イラン・英国、英兵拘束事件の外交解決探る
2007.04.03
Web posted at: 16:17 JST
- CNN/AP
テヘラン──イランが3月23日に英海軍兵士15人を拘束した事件で、英外務省関係者は4月2日、同国とイランが事件解決に向けて「早期の二国間協議」を共通目標に掲げていると述べた。
イランのラリジャニ最高安全保障委員会事務局長の発言を受けた反応。ラリジャニ事務局長は、事件を「適切な外交ルート」を通じて解決する意向を示した。英外務省関係者は匿名を条件に、英国とイランの間には意見の相違が依然残っているものの、外交による早期解決を図りたい同事務局長の意向で両国は一致できると語った。英当局は3日、イラン当局に接触する予定という。
ラリジャニ事務局長は英国のテレビ局チャンネル4に対し、イランが「これ以上問題を複雑化することに関心はない」と明言。拘束英兵らの裁判を行う可能性について「この問題は解決可能であり、裁判の必要はないと固く信じている」と述べた。同事務局長はまた、イランが事件の早期解決を目ざしていることを強調した。
英兵らはイラン・イラク国境を流れるペルシャ湾沿いのシャトルアラブ川の河口付近で拘束されたが、発生水域について、英国はイラク側、イランは自国側と主張してきた。しかし英当局者が2日語ったところによると、英国はペルシャ湾の水域に関する意見の対立を回避する方法について、イランと協議する姿勢にある。英当局はイラン当局への書簡で、再発防止策の協議に前向きな姿勢を示した。ただ、英当局は、兵士らを無条件に釈放するべきだとしており、兵士らの処遇をめぐる「交渉」には応じない、としている。
英国の姿勢はイランを軟化させたとみられ、イラン国営のラジオ放送は、英国の外交姿勢に「前向きな変化」があったと伝えた。ラリジャニ事務局長は、英国が再発防止を保証するべきだと述べたものの、英兵釈放の条件として英国に謝罪を求めることはしなかった。同事務局長はまた、調査隊を派遣し、英兵らがイラン水域にいたか再調査する可能性をにじませた。