wrote:> イラク開戦4周年にあたり、イラク支援NGO諸団体が、イラクの激戦地
域ラマディで、再建プロジェクトに取り組む一人の青年カーシム・トゥルキさん
を招き全国でイラクの生々しい実情を伝えるスピーキングツァーを全国で展開し
ています。
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「現地の声を聞いて」 カーシムさんがイラクの惨状報告 札幌 【写真】
北海道2007/03/28 14:18
「内戦」状態が続くイラク西部のラマディでまちの再建に取り組む活動家カー
シム・トゥルキさん(30)が二十六日、札幌市中央区のかでる2・7で報告会
を開き、「平和で美しかった町は大きな墓場になった。米軍の流す情報だけでな
く、私たちの声を聞いてほしい」と訴えた。
カーシムさんは、千歳市在住でイラク支援のボランティア活動を行っている高
遠菜穂子さん(37)=千歳市=らの招きで来日した。札幌をはじめ、東京や広
島など全国七都市で講演し、自ら撮影した写真を交え、ラマディの現状を英語で
説明している。
ラマディは反政府勢力の拠点とみなされ、米軍と武装勢力との戦闘が続いてい
る。カーシムさんは「米軍は学校も病院も占領し、軍事拠点とした。通学中の子
供が米兵に射殺され、負傷した市民は薬もなく、治療を受けられない」と主張。
さらに「米軍の行為が人びとを傷つけ、復讐(ふくしゅう)の感情を生んだ」
と話し、暴力の連鎖が事態を悪化させているとの認識を示した。
カーシムさんは昨年、ラマディの惨状をインターネットのブログで公開し、米
国の新聞や支援運動家の注目を集めた。しかし、軍に拘束され、「反政府勢力の
広報官」「敵に情報をもらしている」と非難され、暴行も受けたという。
現在は高遠さんらの協力を受け、現地で学校の再建や医療活動に取り組んでい
る。約七十人の聴衆に「ラマディから兵士と戦車を追い出し、学校を再建したい。
日本は自衛隊を通じた米軍支援をやめてほしい」と訴えた。(佐藤千歳)
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