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http://www.e-jnn.com/move/index_f.html から転載。
2007年第13回のムーブ2007は
「僕ハ殺サナイ〜19歳の兵役拒否〜」
制作:NBC 長崎放送
ディレクター:古川恵子
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■各局の放送予定
RKB 4月1日(日) 24:40
MBC 4月2日(月) 25:00
RBC 4月2日(月) 25:25
TYS 4月1日(日) 24:50
RKK 4月4日(水) 25:50
NBC 4月1日(日) 10:30
OBS 4月8日(日) 25:20
MRT 4月5日(木) 25:10
ドイツには徴兵制度がしかれている。ヤネク・パウル・ダンさん19歳は兵役を拒否した。拒否をして長崎市にやってきた。9ヶ月間の兵役義務の代わりに、11ヶ月間長崎市の平和資料館で働くことを選んだのだ。ドイツでは宗教や信条にそぐわないことを理由に兵役を拒否する権利がある。
「なぜ殺さなければならない?もし戦場で敵に会っても僕はその人のことを何も知らない。僕の敵ではない。僕は殺さない。」
兵役を拒否した場合、兵役に代わる社会奉仕活動が課せられる。ダンさんが奉仕活動先に長崎市を選んだ理由は4年前にさかのぼる。2003年、平和活動をしていた母親のつながりで来日した時、長崎市の『岡まさはる記念長崎平和資料館』を訪れた。通称『おかまさ記念館』。ここには被爆地の歴史ではなく、戦時中に日本兵が東南アジアで犯した殺戮行為、中国・朝鮮人労働者に対する強制連行の実態が展示されている。ダンさんはここで初めて、日本が持つ加害の歴史を知った。
「ショックだった。一番はこの歴史があまり知られていないこと。ナチスと同じだけど違う。だから私はここに来たかった。」
ドイツでは、第二次世界大戦の歴史をナチスドイツの残虐行為を原点にして学ぶ。二度と再び戦争を起こさないように―。同じ思いを持つ両国であるはずなのに、歴史への向き合い方には大きな違いがある。
19歳の青年がなぜ兵役を拒否したのか、今何を感じているのか。ダンさんを通して、私達が考えなければならないことがある。