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□米の軍事圧力を軽視すべきでない=サウジ国王がイラン大統領に警告 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20070331afpAFP011706/
米の軍事圧力を軽視すべきでない=サウジ国王がイラン大統領に警告 (AFP=時事)
【ワシントン30日】サウジアラビアのサウド外相は米誌ニューズウィーク(電子版)が30日に掲示したインタビューで、アブドラ国王がイランのアハマディネジャド大統領に対し、ウラン濃縮活動停止を求める米国の軍事的な圧力を軽視してはならないと警告していたことを明らかにした。≪写真は、イランを訪問したアハマディネジャド大統領=左=を出迎えるアブドラ国王≫
アハマディネジャド大統領は3月4日にサウジアラビアの首都リヤドでアブドラ国王と会談し、イスラム教シーア派とスンニ派の宗教対立の緊張緩和に努めることで合意した。この際にアブドラ国王はアハマディネジャド大統領に対して、「火遊びはしない方がいい。(米国によるイラン攻撃に関する)脅威が存在しないと考えるのではなく、実際の明白な脅威と見なすべきだ」と忠告したという。
アブドラ国王はさらに、なぜウラン濃縮活動を今年行わなければならないのかとたたみかけ、来年や5年後でもいいではないかと指摘し、イランが核開発を急ぐ理由を問い質したという。また同国王はアハマディネジャド大統領に、「あなたはアラブの問題に干渉している」と述べ、イランがイラクの宗派間対立を煽っているとの見方を示して嫌悪感を表明した。
サウド外相によると、アハマディネジャド大統領はこれに対し、イラクの内政に干渉していることを否定した。しかし、アブドラ国王はなおも、「あなたが否定するかどうかにかかわらず、このような状況はイランへの嫌悪感を生み出しており、やめるべきだ」と迫ったという。
同外相はまた、イランが英海軍兵士15人を拘束している問題について、イランにとっては破滅的な事態だと述べた。
[ 2007年3月31日7時41分 ]