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http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200703310012.html
関与を一転否認、拷問で虚偽の供述と容疑者 米艦爆破で
2007.03.31
Web posted at: 18:53 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 中東イエメンのアデン港で2000年10月に起きた米駆逐艦への自爆テロ事件で、関与をいったん認めていたサウジアラビア人容疑者が拷問で虚偽の供述に追い込まれたと否認に転じたことが30日分かった。
国防総省が同日公表した審理記録で判明した。アブド・ラヒム・ナシリ容疑者で、キューバにあるグアンタナモ米海軍基地で開かれた軍事法廷で述べた。拷問を止めさせるため虚偽の供述を行ったとしている。同基地にはテロ容疑者が拘束されている。
自爆事件では米水兵17人が死亡、39人が負傷している。米連邦捜査局(FBI)はナシリ容疑者を国際テロ組織アルカイダの重要人物と断定。コールへの自爆攻撃を支援した疑いがあるとしている。また、容疑者が、自爆攻撃に用いた小型船舶と爆発物を自費で調達したとの証拠もあると主張している。
これに対し、ナシリ容疑者はアルカイダとの関係を否定。コールへの自爆事件を知ったのも発生から数時間後だったとしている。ただ、漁業での取引で自爆攻撃の実行犯は知っていると述べている。
同容疑者は事件後に逮捕されていた。この事件では、同じくグアンタナモ米海軍基地に収容されているアルカイダ構成員、ワリド・ビンアタッシュ容疑者が先にコール爆破事件への関与を認めたと米国防総省の審問記録で公表されている。
ビンアタッシュ容疑者は、駆逐艦爆破の実行犯とは、犯行の数時間前に初対面したと指摘。アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者と、ナシリ容疑者をつなぐ連絡係を務めていたとも供述している。