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□国連安保理、英兵拘束に「重大な懸念」表明 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200703300001.html
国連安保理、英兵拘束に「重大な懸念」表明
2007.03.30
Web posted at: 10:31 JST
- CNN
テヘラン(CNN) イランによる英海軍兵士15人の拘束事件をめぐり、国連安全保障理事会は29日、「重大な懸念」を表明し、兵士らの早期釈放を求める声明を報道陣に発表した。一方、イラン側は同日、拘束された女性兵士フェイ・ターニーさん(26)が書いたとされる2通目の書簡を公開した。書簡は英議会あてで、英国の対イラク政策を批判している。
国連安保理は英政府の要請を受け、数時間にわたる討議の末、「政治的要素を含まない、事実関係に基づく声明」(議長国・南アフリカのクマロ国連大使)を出すことで合意した。ガーナ大使らがCNNに語ったところによると、一部の理事国は拘束時の英兵の位置などを疑問視し、声明を出すことに消極的な立場を示していたという。
また、潘基文(バン・キムン)国連事務総長は同日、訪問先のリヤドでモッタキ・イラン外相と会談し、「問題の早期解決を望む」と述べた。
こうした動きに対し、イラン側は、ターニーさんの釈放が「英国側の誤った行動」によって中止されたと述べた。イランの通信社が、同国軍高官の話として伝えた。イラン側は、「英政府が国連安保理に問題を持ち込めば、ターニーさんの釈放が遅れる可能性がある」と警告していた。
ターニーさんの書簡は、ロンドンのイラン大使館を通して発表された。「私たちは英軍をイラクから撤退させ、イラク国民が自ら将来を決めることを認めるべきではないでしょうか」と訴える内容だ。
イラン側はさらに、国営テレビで、英兵拘束時の状況を撮影したとする5秒間の映像を公開。テレビには国軍当局者も出演し、地図を示して、英兵の船がイラン水域内にあったと主張した。AP通信によれば、英国防省はこの映像に対し、英兵がイラク側の水域にいたとの立場に変わりはないと反論している。