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□米上院がイラク撤退法案可決、来年3月末期限 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200703280003.html
米上院がイラク撤退法案可決、来年3月末期限
2007.03.28
Web posted at: 11:19 JST
- CNN/AP/REUTERS
ワシントン──民主党が過半数を占める米上院本会議は27日、イラクやアフガニスタンの戦費を支出する代わりに、来年3月末を目標にイラク駐留米軍の撤退を完了することを盛り込んだ法案を、50対48の賛成多数で可決した。共和党は期限設定を阻止しようと試みたが、同党議員2人と民主党議員らが法案修正に反対した。ブッシュ米大統領はただちに拒否権発動の姿勢を強め、米議会との溝は一層深まっている。
下院は23日、イラク撤退期限を来年8月末とした法案を可決したばかり。上院も同様の法案可決で、ブッシュ政権のイラク政策に対するこれまでで最も厳しい異議を突きつけた形だ。ジャック・リード上院議員(民主党、ロードアイランド)は「下院の行動を一層強めたメッセージを送り、米国民の間で圧倒的な心情を反映した。米大統領とイラク政府が耳を傾けるべきメッセージだ」とコメントし、困難を極めるイラク政策の打開策を見つけるべき時期が来たとの考えを示した。
一方、大統領選出馬の意向を表明しているジョン・マケイン上院議員(共和党、アリゾナ)は、イラク撤退期限を設定した場合、イラクをはじめ各地のテロリストを勢いづかせる結果を招くと指摘。昨年の中間選挙で独立系候補として当選したジョセフ・リーバーマン上院議員(民主党、コネティカット)も、「勝利を脱して窮地をつかむ」事態を招くとして、期限設定に慎重姿勢を示した。
ホワイトハウスは採決の数時間前に声明を発表し、ブッシュ大統領が上院の法案可決の動きに失望していると述べ、拒否権行使の可能性をあらためて警告。撤退期限の設定はイラク政策の失敗につながると主張し、「イラクの自由化と民主化を重大なリスクにさらし、敵の追い風となり、イラク経済開発を骨抜きにする」と述べた。ホワイトハウスは採決後にも、拒否権行使の意向を示す声明を発表した。
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http://www.asyura2.com/07/war90/msg/298.html
投稿者 BIBLE 日時 2007 年 3 月 24 日 08:04:45: gPncwJpX.2Dv2