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□英兵が領海侵入を「自白」とイラン当局 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200703250016.html
英兵が領海侵入を「自白」とイラン当局
2007.03.25
Web posted at: 19:29 JST
- CNN
テヘラン──イラン・イラク国境を流れるシャトルアラブ川のイラク側の河口付近で23日、英海軍と海兵隊の兵士15人がイラン当局に身柄を拘束された問題で、イランの通信社FARSは24日、英兵らがイラン領海に侵入したことを自白したと伝えた。
英国防省は、報道内容を認めない意向にある。英政府は、拘束された兵士との連絡を希望しているが、イラン当局の許可は得られていない。
FARSによると、イラン当局は、少なくとも女性1人を含む英兵らを首都テヘランに身柄を移し、「攻撃的態度」について説明を要求した。ただ、英国防省の23日発表によると、兵士らはイラク側の河口付近で船舶の積み荷検査に従事していたところ、イラン革命防衛隊の海上部隊に包囲され、イラン領海に誘導されたという。
国営イラン通信(IRNA)によると、イラン外務省のスポークスマンは24日、英政府が「失態」を隠ぺいしようとしていると非難し、「他者への責任転嫁」を止めるべきだと述べた。
英兵拘束が伝えられてから数時間後、英国とイランは外交駆け引きを活発に展開した。英当局はイランの駐英大使を呼び、英兵らの即時解放を要求。一方のイラン当局は国営テレビを通じて、首都テヘラン駐在の英当局者に対し、英兵らがイラン領海に入った理由について説明を求めたと発表した。
イラン当局の発表は23日夜まで待ったうえで行われ、イラン外務省当局者にも情報が伝達された。英兵らを拘束した場所や今後の動きなどへの言及はなかった。
ベケット英外相は英兵らの即時解放と、何が起きたかについて十分な説明を求めた。欧州連合(EU)も即時解放を要求している。
英兵らがイラクとイランのいずれの領海内にいたかについて、ランバート英海軍准将はBBCに対し、英兵らが当時イラク領海内にいたと明言した。戦闘や武器の使用は一切なく、状況は「全く平和的」だったとしている。