★阿修羅♪ > 戦争90 > 326.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ここ阿修羅掲示板では「不可能でありこれはでっち上げ」という意見が多数を占めている
と思われます。なんらかの検証すれば簡単に結論が出る「でっちあげ」をアメリカ政府が
行うとも思えませんけれど、逆に「不可能でありこれはでっち上げ」論が否定されればま
ともな(そして数少ない)「陰謀論」も否定されるでしょうから、検証しないまま済ませ
ているのは、これも緻密な陰謀?(不可能なる検証結果が投稿されていた記憶もありますが。)
http://www.asyura2.com/2003/bd24/msg/905.html
先日の海外旅行でジェット機(ボーイング747)に乗ったので、機内での携帯電話の使用
可能性について知りえたことなどを書いておきます。なお、私は航空会社のチェックインカウ
ンターに遅れて着いた(出発55分前)ので、「エコノミー席は満席ですのでビジネスクラス
に乗ってください。」と言われ2階のファーストクラスの席に乗ることができ2階席のデータ
も得られました。(2階は操縦席の後ろで一列に2+2の4人がけ、電波状況は格段に良いと
思われます。)
先ず機内での携帯電話使用は飛行中でなければ電波状態は良好で使用できます。出発が
3時間ほど遅れたので離陸前には乗客の多くが携帯電話を使用していました。アルミで覆わ
れた機内で電波状態がよい筈がないと思うのですが、ファーストクラス・エコノミーともに
機内での電波状態は最良でした。それも窓際ではない機内中央でもです。
なお、これは誰でもすぐに試せると思うのですが、四方八方を鉄板で完全に覆われた部屋の
中でも携帯の電波状態は最良で通話できるのですね、不思議。
(カクイチ物置、携帯はソフトバンク3G、中波ラジオも感度低下無く受信、FMは不可)
飛行中の機内では速度何キロ/h、高度何メートルまで通話可能か、許可を得てやってみ
たかったのですが度胸が無くて。携帯用GPSを持っていったのですが、高感度タイプなので
ビジネスクラスの窓際席では離陸から着陸までGPS電波を良好に受信でき高度や速度、現在
位置を計測できました。(エコノミー席では離陸直後にGPS電波をロストしてしまい再補足は
できませんでした。) ジャンボジェット機は離陸後すみやかに高度10000メートルの
巡航飛行に移ると思っていたのですが、そうでもないようで、離陸後2時間ほどは高度2000
−3000メートルで飛行していました。速度も800Km/h は最高速で離陸後は200−
300Km/hが長いです。墜落した航空機の携帯電話交信時の高度や速度はどの程度だったのか
少なくても「高度10000メートル、速度800Km/h」なんてことはないでしょう。
携帯の電波はどのくらいの距離とどくのか。通常は10Km程度(これは10000メートル)
と言われます。携帯の使える島(タイのタオ島)に船で行くときに(また去る時)にGPSで
距離を測りながら圏外が出るのは何キロくらいか計ったのですが、25Kmくらいで圏外になりま
した。(GSMモード、海外では通常GSM方式です。) 大型船で窓際から5席ほど離れた席
で電波状態はそれだけで悪いだろうと思われる状態でも25000メートルも携帯の電波は飛ん
でいるのですね。(海上で電波の運搬状況は最良という場合ですけれど。)
それで結論として考えるには、「飛行中のジェット機から携帯電話がかかってきた」という
話が滑稽で有り得ない話なんてことは言えないと言うことです。条件が整えば十分可能と思われ
ます。
以下は本題とは関係ありませんが、携帯用放射線計が4万円程で買えて、100gでどこにでも
持ち運べるのですから、超小型原子爆弾だ水爆だのという話はあまりにも幼稚ですね皆さん。
今回の旅行では携帯用放射線計(俗にいうガイガーカウンター)を持っていき、機内の放射線
量を測りました。高度10000メートルの機内は宇宙放射線に曝されそのレベルは地上の10
0倍とも言われますが、放射線計のセンサーの種類によって測定値は大きく異なるようで(私の
は自然放射線に対する感度が低いタイプ)二階のファーストクラスの席では1.2μSv/h(地
上のおおよそ10倍)程度、エコノミークラスの席(一階)では2.3μSv/h程度でした。機内
の宇宙放射線は高度とともに緯度にも大きく関係するそうで(高緯度では高い)、今回は測定時
の緯度をしっかり把握しなかったのですが、行きも帰りも何回、何十回と時間や場所を変えて測
定したはずです。通常考えれば二階のファーストクラスの席の方が宇宙放射線レベルは高い筈な
のに(宇宙線は上から来るので)何故か逆でした。ファーストクラスの席は鉛の箔で四方八方が
しっかり囲まれているのでしょうか。
なおタイのタオ島などの島は花崗岩の岩体が海岸に露出していて、その上は1.2μSv/h
程度のレベルです。花崗岩の岩の上で甲羅干しするのはあまり賢くないでしょう。砂の上でなら
どこでも問題なし。島の岩山地帯も0.6−0.8μSv/hあります。(私の泊まったバンガロ
ーは岩山にあった。)