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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070324AT2M2400S24032007.html
対イラン追加制裁決議案、全会一致で採択へ
【ニューヨーク＝中前博之】国連安全保障理事会は23日、核問題をめぐる対イラン追加制裁決議案を24日午後（日本時間25日未明）に採決する方針を決めた。理事国は再修正案で合意、全会一致で採択される見通し。採決時の安保理出席を求めていたイランのアハマディネジャド大統領は出席を取りやめた。全会一致の決議採択が確実となったことで、国際社会のイラン包囲網がさらに強まりそうだ。
再修正案では、常任理事国とドイツの6カ国が先週合意した原案に、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の役割を強調する文言などを追加した。イランによる武器輸出の禁止や金融資産凍結の対象リストの拡大など主要部分に変更はない。
金融資産凍結の対象リストには、イラン指導部保守派の親衛隊である「革命防衛隊」も明記されている。
対イラン制裁の一時停止や武器禁輸の除外など大幅修正を求めていた非常任理事国の南アフリカ共和国のクマロ大使は、「ＩＡＥＡの重要性など要求の一部は反映された。全会一致が重要だ」として賛成に回る考えを示した。(13:51)
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