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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070322id21.htm
ソマリア首都で暫定政府側と武装勢力衝突、２０人死亡
【ヨハネスブルク＝角谷志保美】東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオで２２日、暫定政府軍とイスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」の残党とみられる武装勢力が衝突し、英ＢＢＣ放送によると、４人が死亡した。
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首都での双方の衝突は２１日に本格化し、同日、少なくとも１６人が死亡しており、暫定政府による昨年末の首都掌握後初の大規模戦闘に発展している。
ソマリアでは今月、暫定政府を支援するためアフリカ連合（ＡＵ）の平和維持部隊の第１陣としてウガンダ軍約１２００人が駐留を開始したが、治安は悪化の一途をたどっている。
ＡＰ通信などによると、暫定政府軍は首都に駐留するエチオピア軍と２１日朝、武装勢力が拠点とする首都中心部を攻撃。武装勢力数百人と激しい銃撃戦となり、兵士７人を含む少なくとも１６人が死亡した。
暫定政府はエチオピア軍の支援で昨年末、ソマリア南部と中部の大部分を支配していたイスラム法廷会議を壊滅させたが、その残党らは暫定政府の施設などの襲撃を繰り返している。
市民の間には、長年の敵のエチオピアに頼る暫定政府への反発も根強く、２１日には、戦闘で死亡した兵士の遺体を大勢の市民らが取り囲み、引きずり回した後に火を付けたという。
（2007年3月23日1時50分 読売新聞）
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