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Middle East fears broken Iraq
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6476907.stm
空母アイゼンハワーからは今夜も飛行機が
イラクに向けて飛び立っています。
一日中飛び立ち続けているのです。
これはアメリカの力の象徴です。
湾岸諸国の多くは本来アメリカの同盟国ですが、
この四年間、アメリカが力の使い方を間違えていると言っています。
中東はアメリカが四年前には予想もしなかったかたちで変わり始めています。
最新の兵器はどんな目標でも捉えることができます。
人々の心以外は。
アメリカはベトナム戦争の教訓を再び学んでいます。
一つの国を打ち破ることはできるが、
望み通りのかたちになるとは限らないということです。
アメリカの軍事力はイラクを中東型の民主主義の
モデルにするきっかけになる筈でした。
四年経った今、イラクをお手本にしたいという国はありません。
サウジアラビアはイラクとの国境を一年に一度だけ開けます。
メッカへの巡礼の人々を通す時だけです。
フセイン政権下のイラクはサウジアラビアにとって
イランとの緩衝帯であったのに、
今は核武装もありうるイランの影響力が直接及ぶことを懸念しているのです。
フセインは決して良き隣人ではありませんでしたが、
フセイン政権下のイラクは国境の中に収まり、
動きに予想がつきました。
今イラクで起きていることは予想がつきません。
それが保守的なアラブの指導者にとって非常に落ち着かない状況です。
(Prince TALA BIN ABDULAZIZ)
『今ホワイトハウスにいる人間達は大きな間違いを犯しました。
イラクやレバノン、シーア派、湾岸地域全体に対する
彼らの政策は全部間違っています』
先月アブダビで開かれた中東最大の兵器見本市。
国境警備と武装勢力対策の兵器が人気です。