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写真は、サドルシティーで16日、ムクタダ・サドル師の写真を掲げ抗議する人たち。
【バグダッド/イラク 17日 AFP】
首都バグダッド(Baghdad)近隣地域で米軍に対する攻撃の激化が報告されるなか、バグダッド東部に位置するサドルシティー(Sadr City)のシーア派住民は16日、同地区に構築された米軍主導の軍事拠点の撤去・移転を求めて抗議活動を行った。
市内のシーア派住民1000人以上による抗議活動は、16日の金曜礼拝の後に行われた。治安改善を目指す大規模掃討作戦に対するシーア派住民による初の大規模な抗議となった。
この前日には、2人のサドルシティーの市長の1人が、何者かによって銃撃され負傷している。同市長は、これまで米軍と交渉を重ね、サドルシティー内での米軍によるに要塞(ようさい)化された軍事拠点を建設に支持を表明していた。同市長を警護していた警官はこの事件で殺害されている。
イスラム教シーア派(Shiite)指導者、ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師が強い影響力を持つ同地区では、住民らが、「米国にノー。イスラエルにノー。悪魔にノー」と口々に叫び、彼らの声は街中に響き渡った。
米軍とイラク軍は、安全強化策の一環として、共同でサドルシティーを含むバグダッド市内の各地に軍事拠点を築いてきた。同地区では、2004年に米軍がサドル師の率いる民兵組織マフディー軍(Mehdi Army)と激しい市街戦を繰り広げている。
(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE
http://www.afpbb.com/article/1424664?offset=0