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□ドナルド・トランプ、ブッシュ政権を酷評 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/briefing/2007/03/post_c1d4.html
2007年3月18日 (日)
ドナルド・トランプ、ブッシュ政権を酷評
「まあ、私が思うに、ブッシュは合衆国史上最悪の大統領だね。」
CNNの報道番組「The Situation Room」で、ウルフ・ブリッツア(ブッシュ支持派で知られるニュースアンカー)のインタビューに応じた不動産王ドナルド・トランプ氏が、ブッシュ政権を痛烈に批判している。(ビデオ)
http://rawstory.com/news/2007/Trump_blasts_Bush_Administration_Calls_Condi_0316.html
以下に番組中の発言を一部翻訳して引用する:
(番組ホスト)ブリッツア:
「イラク戦争がますます政治問題として注視され、現在では最重要課題となっていますが、あなたのご意見を伺いたい。突破口はあると思いますか?」
トランプ:
「イラク戦争は全くもって大失敗だ。どうみても大惨事だよ。こんな事態を招いたのは全く残念でならない。実際、イラクに深入りしなかった大統領の父親を尊敬する。彼は戦争に勝利し、深追いは止めようと宣言したのだから。結局父親は正しかった。さらに、現政権が好むと好まざるとに関わらず、サダム・フセインはテロリストを憎み、テロリストを殺害してきた。テロリストが自分の支配する国に来たら、殺しただろう。ところが今では、あの国はテロリスト育成地になってしまった。だから、どうみても、イラク戦争は大惨事だよ。しかも内戦まで始まっている。」
ブリッツア:
「誰が責任を負うべきと思いますか?」
トランプ:
「責めを負うべきは唯一人、現大統領だ。それに、ラムズフェルドは大失敗。大統領に助言を与える立場の人たちは皆大失敗だな。コンドリーザ・ライスは素敵な女性だろうが、解決策がない。何も取り決めできず、手を振るだけ。中東の独裁者達と45度の角度で席について、写真に収まったら、手を振って飛行機に戻って、もう一度手を振って、取り決めは何もなし。」
ブリッツア:
「取り決めに至りそうな時もありましたが」
トランプ:
「取り決めしたらどうだ!世界は取り決めを心待ちにしているんだ。それなのに我が国には実行できる人間がいない。」
ブリッツア:
「副大統領のディック・チェイニーはどうですか?」
トランプ:
「まあ、明らかに彼は強硬派だったね。副大統領は、戦争が素晴らしくうまくいっているとつい数ヶ月前にも言ってる。ひどいもんだ。彼らが悪人かどうかわからないが、どうなっているのだろう。わかっているのは、彼らは私達を、この国が未だ経験したことのないような混乱に陥れたということだ。あらゆる時代の中で最も悲惨な時代のひとつになってしまった。さらに悪いことには、世界が我々を憎んでいることだ。ヨーロッパに行ってみたまえ−私は仕事で世界中に行ってるが、ヨーロッパの人々は米国人を憎んでいる。ドイツに行っても、イギリスに行っても、どこでも、かつて問題はなかったのに、現在起きていることについて世界がアメリカを憎んでいるんだ。911テロの直後、我が国は史上初めて地球上で人気を獲得できる機会があったのに、台無しになった。あの時初めて、世界は同情してくれたのに。同情されることが素晴らしいと言う訳じゃないが、歴史上初めて、この国で起きたことに世界が共感してくれたのに、我々はそれを台無しにしてしまったんだ。」
ブリッツア:
「合衆国はこの状態からどうやって抜け出したらいいのでしょう?突破口はあるのでしょうか?」
トランプ:
「抜け出す方法?抜け出せばいいんだ。それだけのことだ。勝利を宣言して撤退することだ。そうしないと、この国はますます身動きがとれなくなる。イラクでは内戦が起きているんだよ。内戦状態に対して私達ができることなど何もない。内戦は拡大して、イランに飛び火して、他国にも拡大する。内戦の途中で何もできることなど・・・ちょっとの間、目を背けるしかない。撤退する頃には、さらに拡大するだろう。(中略)誰も話そうとしないが、たくさんの兵士達が腕や足を失くして帰還しているんだよ。私はマラーゴに毎週月曜に行くが−知ってるだろう、私の屋敷だ。」
ブリッツア:
「(フロリダ州)パームビーチの屋敷ですね。」
トランプ:
「屋敷にイラクから帰還した兵士達を招待しているんだ。私の知りうる限り最高の素晴らしい人たちだが、腕や足を失くしてるんだよ。奥さんを連れたり、恋人を連れたりしてるが、みんなの顔から涙がこぼれるんだ。つまりだね・・・数千人、もしかしたら数十万人ものイラク人も、手足を失くしたり殺されているかもしれない。この戦争はおぞましいものだ。それなのに、ブッシュは自分のことを信心深いと言うんだ。私の勘定では、すでに40万人ほど死んで、おそらく数百万人が手足を失くしたり障害を負っているんだ。一体どうなっている?どうなってしまった?我が国が撤退する頃には、さらに拡大するんだ。今は目を背けているが、それでも悲惨だ。撤退する頃には、認めようが否定しようが内戦状態だ。」
ブリッツア:
「ワシントンで進行中のスキャンダルについてはどう思いますか?現在、司法長官アルベルト・ゴンザレスが槍玉に上がってますが、経営者としてどのように捉えますか?」
トランプ:
「ワシントンでは全てが嘘ばかりだ。大量破壊兵器の件は全くのデタラメだった。大統領が楽勝と思ったイラク攻撃はまさしくそれと正反対だった。大統領は年に60冊、週に1冊の本を読むそうだが、どうだろうね−大統領はホントに週に1冊本を読むのか?信じられないね。テレビも観てないじゃないか。ひとつだけ言えるのは、私がテレビに出る時には、少なくとも観ようとする。なぜなら、自分の中のエゴが、観ようと言うからだ。出来が良かろうが悪かろうが、観て確かめてみようと思うだろう?でも大統領は、テレビで誰かにインタビューを受けても、テレビを観ないんだよ。ホントに信じられるか?それで今度は司法省スキャンダルだ。電子メールが見つかって、また嘘が発覚した。全部嘘なんだよ。大嘘だ。」
(以下略)