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木で鼻をくくったような北朝鮮の対応だったハノイの「日朝国交正常化に関する作業部会」に比べて、
極めて友好的だった米朝の作業部会。食事をしながらの和やかな会合をマスコミは「北朝鮮による日米
分断作戦」と解説しているが、実は米国がベタ降りする理由があった。北朝鮮が「偽ドル紙幣は実は米国
CIAが造ったものだ」と突きつけたからだというのだ。
偽ドル紙幣については1月にドイツの有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ」がこう報じていた。
〈北朝鮮が偽造したとされる100ドル札はドイツ製の高級印刷機とスイス製の特殊インクによるもので、
北朝鮮はこの機械とインクを手に入れていない〉〈これはCIAが撹乱工作のために製造したものだ〉
〈偽ドル造りを北朝鮮になすりつけることもできる〉
これはほぼ事実で、1月中旬にベルリンで行われた米朝直接協議の席で北朝鮮がこれを持ち出したという。
「金桂冠外務次官は、自国が入手した偽ドルの紙幣ナンバーから、米国が裏で支援するインドシナ半島や
アフリカの反政府ゲリラに渡されたものであることを具体的に示したといわれる。米国代表のヒル国務次官補
はビックリして、協議を中断し本国に問い合わせたそうです。これを機に米国の北朝鮮への対応がガラリと
変わったのです」(国際ジャーナリストの歳川隆雄氏)
米国は、偽ドルが自国製なんてことは認めっこない。「北朝鮮はテロ支援国家」という規定を外すことに
なったのもこれが根拠らしい。安倍が「拉致問題の解決」だけを言っている裏で、米国は北朝鮮容認に大きく
舵を切った。
【2007年3月14日掲載記事】
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/17gendainet02031041/