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アラブとイスラエルの関係正常化はパレスチナ紛争解決後に=エジプト外相
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070316011490a
【カイロ15日】エジプトのアブルゲイト外相は15日、イスラエル・パレスチナ紛争が解決されるまで、アラブ諸国はイスラエルとの関係正常化を受け入れないと語った。アブルゲイト外相は、リブニ・イスラエル外相がアラブ諸国に対し、同紛争の終結を待たずにイスラエルとの関係を正常化するよう求めたことに答える形で述べたもので、同外相はその中で「アラブ諸国は和平が成立するまで、正常化の話し合いに同意することは決してない」と強調している。エジプトの中東通信が伝えた。(写真はカイロでファタハ指導者のダーラン氏と会談するアブルゲイト・エジプト外相=右)
アブルゲイト外相はさらに、「まずイスラエルが占領地から撤退し、パレスチナと合意する。そしてパレスチナ国家を樹立する、というのがアラブのイニシアチブの論理である」と指摘するとともに、エジプトとしてはサウジアラビア和平案のいかなる修正も拒否すると重ねて表明した。エジプトは13日に、同和平案の修正を求めたイスラエルの要請を拒否していた。
同和平案はサウジアラビアが提案し、2002年にアラブ諸国がベイルートで採択したもので、1967年以来占領している領土からのイスラエルの完全撤退、パレスチナ国家樹立後にアラブ諸国がイスラエルとの関係を正常化するという内容になっている。 〔AFP=時事〕