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Aoki Masahiko
Friday, March 16, 2007 9:33 AM
[nmw] 米の北朝鮮制裁緩和は「想定内」:安倍
安倍は「想定内」と平静を装うが米の二枚舌に焦っていることは明らかだ。昨
日の産経新聞の見出しでも、<6カ国協議 米国の“裏切り”を憂う だれが日
米離反を喜ぶのか>。「裏切り」には違いないのだ。戦後これまで米国に何度
「裏切られ」て煮え湯を飲まされてきたことか。
裏切られ、騙され、カネを持ち逃げされ、足蹴にされても「捨てないで。身も
心もあなたに捧げきっているんですから」とアメリカにすがりつく日本政府。い
つまでこの情けない関係を続けていくのか。
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米の北朝鮮制裁緩和、日本政府は「想定内」
朝日2007年03月15日23時36分
米国が北朝鮮に対する金融制裁の緩和に動き出したことについて、日本政府は
「想定していたこと」(安倍首相)などと冷静に受け止めている。首相は15日、
首相官邸で記者団に「米国の法執行の一環だろうと思う。日本への影響はない」
と述べ、拉致問題の進展がなければ北朝鮮にエネルギー支援をしないという日本
政府の基本方針は変えない考えを示した。
日本政府としては、制裁の緩和を米国の譲歩ととらえた北朝鮮が核問題や拉致
問題で態度を硬化させることは避けたい。塩崎官房長官は15日の会見で「これ
(制裁緩和)を含めて米朝間もおそらく話をしてきていること。これによって急
に今までの流れが変わることはない」と述べたうえで「日米間は緊密に連絡を
取っているので当然、こういった動きについてもやりとりがこれまであった」と、
米国との連携は崩れていないことを強調した。
ただ、拉致問題をめぐり日朝協議が停滞するなか、核問題を最優先にしている
米朝協議との連携が維持できるかどうか、日本政府に明確な見通しがあるわけで
はない。首相周辺は「北朝鮮は米朝協議が順調で日朝はそうでないとの演出をし
ようと必死だが、米朝間でも克服すべき問題がある」と解説する。北朝鮮関連口
座の凍結解除が一部にとどまれば北朝鮮は納得せず、米朝協議が難航するという
観測だ。