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イラン政府高官が、アメリカがイランに軍事攻撃を仕掛ければ、イランも軍事力で対抗するとしました。
http://japanese.irib.ir/news.wed.htm#2
イラン国家安全保障最高評議会のラーリージャーニー書記長は、カタールの新聞アッシャルグとのインタビューで、「アメリカは、イランに対して軍事攻撃を仕掛ければ、イランの抵抗に遭うだろう」と語りました。
ラーリージャーニー書記長はさらに、制裁に対する準備はできているとし、「今回の国連安保理の対イラン制裁決議は、我々以上に、常任理事国とドイツにとって、大きな損害となり、地域問題をさらに増大させるだろう」としました。
また、「アメリカは、パキスタン、インド、イスラエルなど、核兵器を保有している一部の地域諸国とは良好な関係を持ちながら、一方で、イランが将来、核兵器を製造するつもりだとして、我々に制裁を加えている」と語りました。
ラーリージャーニー書記長はさらに、IAEA国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、イランの核開発に関する報告の中で、イランの核開発に逸脱は見られないとしているとし、「我々は、これまでずっと、ウラン濃縮活動の停止を拒否してきた」と述べています。
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国連安保理常任理事国とドイツが、再度、イランに対する制裁決議の草案を作成するための協議を行いました。
関係各国は、およそ10日前から協議を開始していますが、毎回結論に至らずに持ち越されてきました。
こうした中、国連安保理の今期議長国である南アフリカのクマロ国連大使は、「安保理の理事国は、14日水曜、イラン核問題に関する会議を開催する」とし、「14日の会議では、安保理常任理事国とドイツが議論してきた内容に関し、合意事項とそうでない事項も含め、すべての問題が非常任理事国に提示される」と語りました。
クマロ大使はさらに、この措置の理由として、拒否権を有する国々が、イランに対して秘密裏に決定を下そうとしていることに、非常任理事国が不満を抱いているためだとしています。