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「バグダッド市内の掃討作戦で成果」とイラク軍
http://cnn.co.jp/world/CNN200703150004.html
2007.03.15
Web posted at: 10:59 JST
- CNN/AP/REUTERS
バクダッド──イラク軍関係者は14日、イラク駐留米軍と連携して2月中旬に首都バグダッドの武装勢力掃討作戦に乗り出して以来、武装勢力の攻撃などが大幅に減少したと発表した。
関係者によると、作戦が開始された2月中旬から3月中旬までの4週間に死亡した民間人は265人と、1月中旬─2月中旬の1440人から激減。掃討作戦で死亡した武装勢力は1─2月期に19人だったが、2─3月期には94人に増加した。
路上爆弾事件は163件から102件、自動車爆弾事件は56件から36件に減少。また、砲撃事件は204件から109件、暗殺事件は519件から22件、誘拐事件は98件から10件に減ったという。
作戦には米兵8万人とイラク治安部隊が携わっており、バクダッド市内20数カ所に合同治安拠点が設けられている。イラク駐留米軍のコールドウェル報道官は記者会見で、バグダッド市内の殺人事件が50%以上減少するなど、治安作戦が順調に進ちょくしている兆候が見られると述べ、「目に見える違い」が市内および周辺で一定期間内に表れるとの見通しを示した。
また、同報道官は、シーア派地区サドルシティーで各種事件が減少していることを明らかにした。対米強硬派のシーア派聖職者ムクタダ・サドル師が不在であることに加え、米軍とイラク軍が同地区の20%前後を撤去したためとみられる。米軍は引き続きサドル師の民兵組織「マフディ軍」の取り締まりを実施する一方、イランに出国したとされる同師の行方を追う方針。