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□見解の違うTV局排除へ米国が圧力 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070314/1173873915
2007年3月14日(水)
見解の違うTV局排除へ米国が圧力 2007/03/14
エジプト紙『アル・マスリ・アル・ヤウン』3月5日付によると、独立系のイラクTV局アッ・ザウラの代表はアメリカが放送を電波妨害するとともに、エジプトの中継局ナイルサトにアッ・ザウラからの中継をしないよう圧力をかけている、と繰り返し訴えた。アッ・ザウラ局はイラク・レジスタンスの遂行する攻撃場面の映像を提供することで良く知られている。
アッ・ザウラTVの代表で元イラク国民議会議員だったミシュアン・アル・ジャブリは現在はイラクの国外に出てアメリカのイラク占領に反対しているが、ナイルサトTVがアメリカの圧力を受けていると告発した。彼は別のアラブ系TV局を中継して放送を続けると述べた。
ナイルサト放送会社のアミン・バシュニ会長は、同社は幾つかの発信元不明の電波妨害を受けていることから、アッ・ザウラの番組を中継できなくなった、と語った。妨害電波の発信源が判らないために、対処の使用がないという。
『アル・マスリ・アル・ヤウン』の電話取材によると、アル・ジャブリ代表はやみくもにナイルサトを非難することはないと語った。彼は2ヶ月前にナイルサトTVの技術者と連絡をとったさい、アッ・ザウラ放送で使っている文字を「鮮明にする」よう個人的にアドバイスしたという。アル・ジャブリの話では、「技術者は私宛てに、同TV局に敵対する勢力によって技術面における攻撃を受けており、それが誰かは特定できないが、アメリカであろうと確信している」と書いてきたという。
アル・ジャブリは、ライス米国務長官が議会に同TV局の閉鎖に同意するよう求め、その後のエジプト訪問ではエジプト政府高官とこの問題で協議した、と語った。
アッ・ザウラがレジスタンスの米軍攻撃場面を放映し、レジスタンスの成果を明らかにするので、アメリカ政府はアッ・ザウラを攻撃目標にしているという。
アッ・ザウラの放映が止まることへのエジプト人の一般的な態度は、エジプト政府当局の姿勢に抗議するものが多い。彼らはアッ・ザウラの放送を継続することを求めて、何百通もの手紙を送ったり、多額の寄付を提供したりしている。エジプト当局がアメリカの圧力に対抗できないと見ているからだ。
作成者 uruknews : 2007年3月14日(水) 21:05 [ コメント : 0]