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□イラク米軍司令官、「軍事的勝利はない」 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070309/1173447904
2007年3月9日(金)
イラク米軍司令官、「軍事的勝利はない」 2007/03/09
英紙インデペンデント３月９日付は、イラク駐留米軍の司令官は、レジスタンス戦士との和解なしに戦争の勝利はありえないと認める一方でさらなる増派を期待している、というパトリック・クックバーの分析を掲載した。 New commander says there is no military solution in Iraq
米国政府は今年１月に２万１５００人をバグダッドとアンバル州に増派すると発表したが、ペンタゴン米国防総省はその後、さらに７０００人の兵力を追加すると発表した。
このことに関してイラク駐留米軍のペトロース新司令官は、増派兵力の一部はスンニ派の反政府ゲリラが攻勢に出ているディヤラ州（バグダッドの東）に配置されると述べた。しかし彼は、武力衝突を終わらせるには軍事力だけでは十分でなく、今米軍と戦っているレジスタンス戦士グループも政治的協議に加えなければならないとも語った。
ペトロース司令官からの更なる増派要請は、ブッシュ大統領によって発表されたバグダッドの支配を取り戻すための増派なるものが、実際には、米軍によるイラク占領の延長と拡大を意味していることを示唆するものである。
しかしブッシュ大統領の思惑とは反対に、米国下院の民主党指導部は、昨日、米軍の戦闘部隊を遅くとも２００８年８月までにイラクから帰還させるという法案を提出した。ホワイトハウスが一貫したイラク戦略を持っているのか、それは一週間ごとに変更されるものなのか、いっこうに明らかではないものの、明日にはアメリカとイランが共に出席してイラク問題をめぐる国際会議が開催される。
アメリカは新たに穏健なイラク政府の基盤を作りあげようとしているが、それはマリキ首相の手腕以上にアメリカ自身にかかる問題になるだろう。
バスラとイラク南部の石油企業を支配するシーア派のファディラ党は、シーア派ブロックから脱退すると発表した。新政府がどのようなものになるにせよ、ファディラ党は１年前までそうだったように、彼らのメンバーが石油相のポストに就くことを要求するだろう。
作成者 uruknews : 2007年3月9日(金) 22:45 [ コメント : 0]
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毎日【駐留米軍：民主党、０８年８月末までに撤退の法案発表】
http://www.asyura2.com/07/war89/msg/595.html
投稿者 木村愛二 日時 2007 年 3 月 09 日 14:21:31: CjMHiEP28ibKM
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