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ネパールPKO
要員訓練など着手
支援態勢に万全期す
内戦が終結したネパールに停戦監視要員を派遣するための準備指示が2月20日に発出されたことを受け、陸上自衛隊では要員人選に続いて、教育訓練や予防接種など派遣に向けた準備を急いでいる。
ネパールでは現在、国連ネパール支援団(UNMIN)が停戦監視活動などの準備を進めている。陸自がUNMINに参加する場合、国際平和協力法(PKO法)に基づき、最大6人を個人の形で派遣することになるが、このほか支援の現地連絡調整要員数人も派遣される予定。
陸自の要員派遣について森陸幕長は同22日の定例会見で、準備状況などについて要旨次のように述べた。
任務は(共産党毛沢東主義派とネパール国軍間の停戦監視という)政治ミッションとなるため、隊員は軍人としての知見がこれまで以上に必要となる。また、(安全を確保してくれる)警備中隊や(生活面を支える)兵站の支援がない中で非武装で活動しなければならない。
現地では各国寄せ集めの10人以下の停戦監視グループで活動するため、寝食を含めすべて自活する必要がある。このため、これまでのPKOと異なり個人の能力に負う部分が多くなるので、陸自としては連絡要員を配置するなど、派遣隊員が安心して活動できるよう配意していきたい