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アフガンへ英兵1400人増派…対タリバンてこ入れ
【ロンドン=森千春】デズ・ブラウン英国防相は26日、アフガニスタンに英兵約1400人を増派すると発表した。
アフガン南部でイスラム原理主義勢力タリバンと戦闘を繰り広げている国際治安支援部隊(ISAF)にてこ入れするのが目的。
増派は5月から夏にかけて行われ、アフガン駐留英軍の兵員数は、現在の6300人から7700人に増える。英政府は21日、駐留イラク英軍の撤退計画を発表したばかりで、英軍展開の重点をイラクからアフガニスタンに移しつつある。年内には、アフガン駐留の兵員数がイラク駐留の兵員数を逆転する見通しだ。
英軍は、アフガン南部ヘルマンド州を中心に駐留。総兵員数が約3万5000人のISAFで、米軍に次ぐ主力の役割を果たしている。
英兵のアフガニスタンでの死者は48人に達しているが、英国内の世論は、イラクの場合と異なり、アフガニスタン駐留をおおむね支持している。ISAFの活動は、国連安保理決議に基づき、北大西洋条約機構(NATO)が主導しており、正当性が確立されているためと見られる。
ブラウン国防相は、他のNATO加盟国も、アフガニスタンに積極増派することに期待を表明した。
(2007年2月27日1時17分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070226it16.htm