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米陸軍病院の劣悪環境に波紋広がる
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3502217.html
負傷したアメリカ兵の一部が、ワシントンの陸軍病院で劣悪な環境におかれていた事が明らかとなり、ゲーツ国防長官が責任追及に乗り出すなど波紋を拡げています。
事の発端は、ワシントンポスト紙の一面を2日連続で飾った告発記事でした。ワシントン市内にある「ウォルターリード陸軍医療センター」は、イラクなどで負傷した兵士たちが治療を受ける病院で、ブッシュ大統領も度々、見舞いに訪れるアメリカ軍を代表する医療施設でした。
問題となったのは、最新機器が揃った本院ではなく、その外にある老朽化したホテルを改装した第18ビルの病室で、壁紙がはがれ落ち、害虫が発生するような状態だったということです。
告発記事を受けて病院側は22日、報道陣に第18ビルの病室を公開しましたが、その直前には壁が塗り直されていたという事です。
「外国の敵と戦ってきた彼らは、国内の官僚主義と戦うべきではない」(アメリカ ゲーツ国防長官)
23日、病院を視察したゲーツ国防長官は第3者による調査委員会を立ち上げ、責任を追及する姿勢を示しました。ブッシュ大統領もゲーツ長官に「負傷した兵士たちが最高の医療を受けられるようにして欲しい」と指示しました。
傷病兵の待遇は軍の士気にも関わる重要な問題であり、イラクへのアメリカ軍の増派を進めるブッシュ政権にとっては、見過ごせない不祥事となっています。(25日05:30)