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対テロ戦、米副大統領が豪の協力称賛
イラク情勢
【シドニー=新居益】日本に続いてオーストラリアを訪問しているチェイニー米副大統領は23日、シドニー市内で講演し、対テロ戦争での豪州の協力に謝意を表明した。
豪州のハワード首相は24日に副大統領と会談、イラク派遣部隊を増強し、米国を支える方針を改めて示す見込み。副大統領は今回の歴訪を通じ、日米豪3か国の連携強化を強くアピールする成果を収めたと言えそうだ。
副大統領は講演で、「豪州は対テロ戦争で立場がぶれたことがない。米国は感謝し、世界は豪州を尊敬している」と、イラクやアフガニスタンに戦闘部隊を送り込み、米国を支え続ける豪州を称賛した。また、安倍首相との会談で、日米豪の連携を進める考えで一致したことを紹介しながら、「3か国が関係を深めることは、我々が地域の平和と自由のために団結しているというメッセージを送ることになる」と強調した。
副大統領は中国については、「1月の人工衛星破壊実験や、急速な軍事力の増強は建設的なものではない」とけん制した。
ハワード首相は副大統領との会談で、こうした見解に賛意を示した上で、イラクに豪軍の訓練要員約70人を増派する方針を表明する見通しだ。イラクとその周辺に展開中の豪軍は、1450人と規模は小さいが、英国やデンマークが相次いで撤退計画を明らかにする中、豪州の一貫した対米協力姿勢は際立っている。
豪AAP通信によると、ダウナー豪外相は23日、アフガンにも200〜300人規模を増派する可能性を示唆した。
(2007年2月23日23時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070223id21.htm