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制裁決議を改めて無視の構え、核計画続行とイラン大統領
2007.02.21
Web posted at: 19:39 JST
- CNN/REUTERS
ウィーン――イランのアフマディネジャド大統領は21日、国連安保理制裁決議によるウラン濃縮停止期限が同日に迫るなか、核計画に変更はないと強調、決議を無視する構えを改めて示した。イラン学生通信によると、訪問先のイラン北部の町の演説で述べた。
「(核エネルギーを開発する)権利を追求するための作業を続ける」と強調。「核エネルギーの確保は国と発展と名誉のために重要だ。他の活動を10年間止め、核問題に注力するだけの価値がある」とも主張している。
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長が、安保理制裁決議の履行状況を報告する予定。イランの順守が確認されない場合、決議は追加の制裁討議の検討も盛り込んでいる。米国は既に、追加制裁に踏み切るべきだとの方針を示している。