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読売【イラク・アフガン支援、米が日本に一層の貢献要請へ】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070217id03.htm
イラク・アフガン支援、米が日本に一層の貢献要請へ
【ワシントン=貞広貴志】米政府高官は16日、チェイニー副大統領の20日からの訪日を前に読売新聞などとの代表取材に応じ、副大統領が日本政府に対し、イラクやアフガニスタンでの一層の貢献を要請するとの見通しを明らかにした。
同高官は、イラクやアフガンでの日本の貢献に「感謝」を示すと同時に、「もっとやってくれることを望まないと言っているわけではない」と述べ、さらなる貢献に期待感を表明。その上で、副大統領が21日の安倍首相らとの会談で、「我々がどこでさらなる努力を必要としているか、米国と各国が(イラクとアフガン)両国の紛争でどんな貢献ができるか」について協議するとの見通しを示した。
米国は、イラクの治安回復のため米軍2万人強の増派を決めたが、日本など同盟国に対しても復興事業などで人的・資金支援の拡大を求める考えと見られる。
現時点での日本の貢献については、自衛隊によるイラクでの空輸支援やインド洋での海上給油を評価しつつ、「米国は日本が全面的なパートナーになってくれるよう望む」と語った。
一方、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で採択した共同文書については、「北朝鮮には(合意を守らなかった)過去の記録がある。義務を履行するよう、極めて厳格に監視しなければならない」との認識を示した。この点も一連の会談でとり上げる見通しという。
拉致問題に関しては、「副大統領が日本国民に対し、米国が支えになる意図を表明する」と強調した。
(2007年2月17日12時1分読売新聞)
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