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□「サドルは民兵幹部に国外逃亡を命令」 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070216/1171634285
2007年2月16日(金)
「サドルは民兵幹部に国外逃亡を命令」 2007/02/16
イラクのタラバニ大統領は１５日、ムクタダ・サドルがマフディ軍民兵の首領に国外に去るよう命令し、政府には米軍が支援する取締り作戦のもとで「無法者」を逮捕するよう求めた、と語った。
ロイター通信２月１６日付によると、タラバニは、「マフディ軍の上層部は多くが治安作戦がやりやすいようにイラク国外に去るよう命令されていたと思う」と説明した。それは、米軍増派によるバグダッドでの治安作戦をマフディ軍幹部がやりすごし、反占領勢力にのみ矛先を向けさせようとしていたことを示唆するものだ。またサドルとイランの傀儡政権がその点で共通認識を持っていたこともうかがわせる。 Sadr orders militia heads out of Iraq - president
他方で、一部のマフディ軍民兵が逮捕されているのも事実だが、これはトカゲの尻尾切りないしサドルに従わない部分の粛正という可能性が強く、サドルに忠実な部分は国外に逃亡するなり、バグダッドなど国内に潜伏するなりしているようだ。また米軍に弾圧されるおそれのない一部勢力は、あいかわらずスンニ派住民など一般市民へのテロ行為を続けてもいる。
サドル運動の圏外にいる同じシーア派の宗教指導者のなかには、マフディ軍はサドルの政治的既得権を守るために、米軍との衝突を避けたがっていると指摘する者もいる。サドル陣営の国会議員はマリキ首班を出した政治ブロックであるシーア派同盟の４分の１を占めている。
タラバニ大統領の発言はイラン国境およびシリア国境が閉鎖され、米軍とイラク軍がバグダッドの取締りを厳しくし、住宅地をパトロールし、検問所を設置して政府高官の車両さえ捜索しはじめたなかで出てきた。
サドル自身の所在についてはさまざまに語られている。例えば、米軍はサドルはイランにいると発表したが、タラバニはサドルの消息を知らないと話し、サドルの側近は聖地ナジャフに彼はいると主張する。あるイラク政府高官は、サドルはテヘラン（イランの首都）にいるが、短期の訪問だと語った。
作成者 uruknews : 2007年2月16日(金) 22:58 [ コメント : 0]
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投稿者 近藤勇 日時 2007 年 2 月 14 日 10:13:14: 4YWyPg6pohsqI
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